kurenai's BLOG Ⅱ（謎）

・・・何かしらの「予感」でもあったのだろうか、多忙を極める男 " むらさき " は休暇をとっていた。

その胸に、押さえきれないほどの野望を抱く～危険な匂いのする彼だが、どこかしら他人を惹きつけた。
特に周りには、幾人もの女性がひしめき取り捲くという、実に羨ましぃ～いや、憎むべき存在なのである （謎）




　※　表向きは、封印の熱心な研究者であるのだが～その一方、 " 魔王 " としての顔も持っているのだ。


・・・そのとき、むらさきは大きな時計塔のある初心者らが集う町に立ち寄っていた。

これといった理由がある訳でもないが、ふらりといろいろな町を訪れたりする傾向があるのだった。


束の間の息抜きという意味合いもあるのだろうか・・・そんな時間が彼には必要であった。


今回は、妙な胸騒ぎを感じつつどこか落ち着かない様子で町をぶらついていたのだが、

その予感は悪い方に的中したと言えるだろう～ふと、断末魔とともに " くれない " の気配が消えたのだ。



あの日以来、すっかり投げやりな生き方に身を落としていた弟であるくれない。。。

少しは気にかけていたりしたが、過保護では甘やかす事にもなるので半ば放置していたのだった・・・


　むらさき 「・・・ったく、あのバカはしょうがないな。。。いつまで経っても世話が焼ける事だ。」


そう呟いたむらさきではあるが、その表情はどこか不敵な笑みを浮かべていた。

そして、眼光をするどく光らせると背中に漆黒の巨大な翼がひらめき、飛び立っていくのであった！



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・つづく。



　ナレーション （謎） 「・・・さて、前回の "遅れてきた刺客 " より、2ヵ月半以上ぶりの本編更新です。

　今回は、3つのブログ同時進行企画と連動し、その第2弾としてお送りしている次第なのでございます ｗ


　この作品のSS自体は、ちょっと前に撮って加工もしていたのですが、書く機会を見失ってまして ＾＾；

　ようやく、陽の目を見たという事になりました・・・まぁ、内容についてはいつもの如く、不問って事で～っ！


　物語の中では、頼れる兄貴（：むらさき）と破天荒な愚弟（：くれない）という図式になっておりますが、

　実際の作者さまは、愚かな兄貴と真面目で堅実な弟という反対の構成となっているのは秘密です。

　　※　そうです、作者さま自身は愚兄でして～うちの弟はその対応に非常に困っているらしいと。。。 （謎）


　・・・ってことで、ではでは～またここでこの時間に、お会いする事にいたしましょう ♪ 」





　※　3つのブログ、同時進行企画ですが～更新そのものは、同日中にできれば " 御の字 " かと ｗ （謎）