2010年02月27日
不知火
その青年は、たまにぷら~っとこの港町に来て、のんびりと辺りをぶらつきながら散歩するのが好きだった。
生暖かい潮風を受けながら、港に隣接する広場にあるステージと噴水の間を抜けていけば・・・
孤独な " 彼 " の遊び場でもあり、また心落ち着ける場所である " 大型クルーザー " が見えてくるのだ。

※ 元は父の所有であったこの帆船も、いまは兄が譲り受けていて、来る機会も極端に減ることとなった。
" 彼 " の名前は " 不知火 " といい、ザーボンにとって年の離れた異母弟にあたる・・・。
生前に、ザーボンの父が外で " 愛人 " にうませた子を強引に引き取り、溺愛して育てたという訳である。
しかし、その実の父である先代当主もいまは亡く・・・実の母親とは幼い頃に別れたきり一度も会っていない。
けして、ザーボンとは兄弟仲が悪いことはなかったのだが、あぁいう忙しい毎日を送っているので、
この不知火とは、すれ違いの日々で~もう何日もまともに口を利くことも無かったのであった。
また一族の中には、傀儡として不知火を擁立して・・・ザーボンの失脚を企てようとする輩もおり、
そのことが、時にふたりの間を・・・変にややこしくさせる事態にもなっていて、見えない確執もあるようだ。
ひさしぶりに気分がよかったので、普段は引き篭もりがちの生活をしていた不知火だったが、
少し足を伸ばして、懐かしいこの船へと遊びに来たのである・・・。
不知火 「ここは、あの頃と同じ匂いがまだ残っているなぁ~父さまや兄さまと一緒に遊んだあの頃と・・・」
何をするでもなかったのだが、幼い頃の思い出に浸りながら~あっちの椅子にかけたり、
こっちのソファーで寝転がってみたりと、自分の記憶をたどり・・・それを心行くまで満喫していた。
・・・すると、その時~この大切な時間を割って入ってくる " もの " の気配を感じとったのである。
この貴重なひと時に何事かと思い、キャビンを出て外の様子を伺ってみると、
そこに見知らぬひとりの・・・美しい大人の女性が立っていた。。。

※ " 彼 " の目に飛び込んできたのは、最初はモノクロであった女性だったが、やがて色鮮やかに・・・
そこにいたのは、社長であるザーボンに用事を頼まれてやってきた秘書の " カリン " である。
もちろん、このふたりがこうして出会うのはこれが初めてであって、
お互いなんとなくその存在は認識していたのではあるが、実際に会った事はまだなかったのであった。
カリン 「あら、ごめんなさい・・・誰もいないと思っていたので、勝手に上がってしまったけれど、
貴方は確か、社長の弟さんの " 不知火 " さんね、はじめましてわたしは秘書の " カリン " といいます。」
不知火 「・・・。」
不知火とて、このカリンという女性が兄さまの秘書であり、また " 愛人 " でもあるという話は知っていた。
ただ・・・いままで、周りにいなかった大人の女性であり、どこか母を連想させるこのカリンが、
今後の " 彼 " の運命を大きく変えていくとは、この時点の不知火には、全く予想できないことであった。
・・・つづく。
ナレーション 「・・・ついに登場したっす、 " 彼 " こと~あのザーボンの異母弟である " 不知火 " w
まだまだ、いろいろと秘められた事情があり、明らかにされていない設定があるとは思いますが、
これからの " 彼 " の動向にも、ちょっと注目しておきたいところですね ^^; ←そなの?
運命的な出会いをした " 不知火 " と " カリン " は今後どうなっていくのでしょうか?
そして、ザーボンとの関係はいったい?・・・ますます当初の予定から逸脱していくような~っ ^^ ←おい
ではでは、またここで~この時間に・・・お会いすることにいたしましょう ♪ 」

※ キャラが増えるたびに、また本筋から脱線するというのに~ホントに懲りない作者さまですなぁ w (謎)
生暖かい潮風を受けながら、港に隣接する広場にあるステージと噴水の間を抜けていけば・・・
孤独な " 彼 " の遊び場でもあり、また心落ち着ける場所である " 大型クルーザー " が見えてくるのだ。

※ 元は父の所有であったこの帆船も、いまは兄が譲り受けていて、来る機会も極端に減ることとなった。
" 彼 " の名前は " 不知火 " といい、ザーボンにとって年の離れた異母弟にあたる・・・。
生前に、ザーボンの父が外で " 愛人 " にうませた子を強引に引き取り、溺愛して育てたという訳である。
しかし、その実の父である先代当主もいまは亡く・・・実の母親とは幼い頃に別れたきり一度も会っていない。
けして、ザーボンとは兄弟仲が悪いことはなかったのだが、あぁいう忙しい毎日を送っているので、
この不知火とは、すれ違いの日々で~もう何日もまともに口を利くことも無かったのであった。
また一族の中には、傀儡として不知火を擁立して・・・ザーボンの失脚を企てようとする輩もおり、
そのことが、時にふたりの間を・・・変にややこしくさせる事態にもなっていて、見えない確執もあるようだ。
ひさしぶりに気分がよかったので、普段は引き篭もりがちの生活をしていた不知火だったが、
少し足を伸ばして、懐かしいこの船へと遊びに来たのである・・・。
不知火 「ここは、あの頃と同じ匂いがまだ残っているなぁ~父さまや兄さまと一緒に遊んだあの頃と・・・」
何をするでもなかったのだが、幼い頃の思い出に浸りながら~あっちの椅子にかけたり、
こっちのソファーで寝転がってみたりと、自分の記憶をたどり・・・それを心行くまで満喫していた。
・・・すると、その時~この大切な時間を割って入ってくる " もの " の気配を感じとったのである。
この貴重なひと時に何事かと思い、キャビンを出て外の様子を伺ってみると、
そこに見知らぬひとりの・・・美しい大人の女性が立っていた。。。

※ " 彼 " の目に飛び込んできたのは、最初はモノクロであった女性だったが、やがて色鮮やかに・・・
そこにいたのは、社長であるザーボンに用事を頼まれてやってきた秘書の " カリン " である。
もちろん、このふたりがこうして出会うのはこれが初めてであって、
お互いなんとなくその存在は認識していたのではあるが、実際に会った事はまだなかったのであった。
カリン 「あら、ごめんなさい・・・誰もいないと思っていたので、勝手に上がってしまったけれど、
貴方は確か、社長の弟さんの " 不知火 " さんね、はじめましてわたしは秘書の " カリン " といいます。」
不知火 「・・・。」
不知火とて、このカリンという女性が兄さまの秘書であり、また " 愛人 " でもあるという話は知っていた。
ただ・・・いままで、周りにいなかった大人の女性であり、どこか母を連想させるこのカリンが、
今後の " 彼 " の運命を大きく変えていくとは、この時点の不知火には、全く予想できないことであった。
・・・つづく。
ナレーション 「・・・ついに登場したっす、 " 彼 " こと~あのザーボンの異母弟である " 不知火 " w
まだまだ、いろいろと秘められた事情があり、明らかにされていない設定があるとは思いますが、
これからの " 彼 " の動向にも、ちょっと注目しておきたいところですね ^^; ←そなの?
運命的な出会いをした " 不知火 " と " カリン " は今後どうなっていくのでしょうか?
そして、ザーボンとの関係はいったい?・・・ますます当初の予定から逸脱していくような~っ ^^ ←おい
ではでは、またここで~この時間に・・・お会いすることにいたしましょう ♪ 」

※ キャラが増えるたびに、また本筋から脱線するというのに~ホントに懲りない作者さまですなぁ w (謎)
2010年02月28日
愛人の子
それは天の悪戯であろうか~何の予告もなしにふたりは出会ってしまい、運命の歯車が動き始めたのだ。
幼い頃、無理やり引き剥がされたという事もあり~ " 不知火 " は母親という暖かい存在を全く知らないが、
どこか直感的に~兄の愛人である " カリン " に惹かれて、その向こうに母の面影を重ねたのかもしれない。

※ ザーボンとは母親が違う訳だが、そのせいもあってか・・・不知火は繊細で傷つきやすい性格だった。
突然の出来事に動揺を隠し切れない不知火と違って・・・やはりカリンはいろんな意味で大人であった。
知識として " バンペイユ家 " の内情はある程度知っていたし、何しろ自分を愛人として契約してる相手、
・・・そのザーボンの実弟である訳なので、若干複雑な思いはあるが~そこは充分に自制できる範囲だった。
カリン 「せっかくゆっくりされているのに、お邪魔しちゃったみたいね~では、日を改めて出直しますわ w 」
不知火 「い、いや、ちょっと待ってください・・・それじゃあなたが兄さまに叱られてしまう!
兄さまに無断で~ここに勝手に入り込んでたボクがいけないんだ・・・ボクがもう帰りますから。」
カリン 「うふふ、それこそわたしが社長に叱られてしまうわ、そうね~じゃあこうしましょうか ♪
わたしはこれから、頼まれてる用事をするので・・・その時少しだけ手伝ってもらうってのはどうかしら?
ちょっと重いものの移動とかもあって、貴方に手伝ってもらえると随分助かるんだけどなぁ~っ w 」
仕事柄というか、人の扱いには慣れてるカリンであったので、うまく " 彼 " を言い包めるのは簡単であった。
その後、ふたりで仲良く用事をしたので~予定してたよりも時間的にかなり余裕ができたのだ。
カリン 「ありがとう不知火さん~おかげで助かりましたわ、では・・・ちょっと奥で用事してきますね。」
短くそう礼をいうと彼女は、いなくなってしまい・・・途端にすることがなくなってしまった不知火。
しばらくすると~向こうで、「きゃっ!」という小さな悲鳴が聞こえたような気もしたのだが・・・
程なく、キャビンの奥に引っ込んでいたカリンが、きわどい水着姿で不知火の前へとふいに現れたのだ。
カリン 「こんな格好でごめんなさいね~ジャグジーの掃除してたら、急にホースが外れてしまって、
全身がびしょびしょになってしまったものだから・・・、服が乾くまでこの姿で失礼させてね。」
不知火 「・・・えっ、いやそのボクはちっともかまわないのですが・・・あなたが平気なら問題ありません。」
カリン 「うふふ、お兄さまと違って、とってもやさしい人なのね~ありがとう、不知火さん。」
トロピカルドリンク片手に潮風を受けながら佇むカリンは、不知火にとって、とてもまぶしく映った。
そんなカリンに質問されるがままに~それなりに返事はしていたのだが、実はよく覚えてはいない。
まもなく、洋服も乾き・・・時間に追われるようにカリンは " 微笑 " を残し、社の方へと戻っていった。
~あとには呆然と突っ立っている不知火がただひとり・・・彼女の去っていった方向をみていたのだ。
不知火 「・・・あれが、兄さまの " 愛人 " のカリンさんか。。。まるで、記憶の中にだけうっすらとある
ボクの " 母さま " と一緒にいたみたいなそんな気がしたなぁ~もっとよく知りたい・・・あの人のことを!」
日の暮れたあとも、じっとキャビンに篭り、不知火は怪しい考えに己の身を置くのであった。
・・・つづく。
ナレーション 「・・・おやおや、なんだか危ない方向へと進んでいくような " 彼 " こと不知火くんですが、
ある事を除いては、基本、過保護に~まぁ甘やかされて育った面のある不知火は実の母を知りません。
父である先代が元気な間はそれでもよかったのですが、ザーボンが跡を継いでからというものは、
どうもこれまでとはベクトルも狂ってしまったようで・・・ " 彼 " の環境もずいぶんと変化していったのです。
こう見えても、それなりに帝王学や護身術は身につけているので、そこは問題ないのですが~^^; (謎)
ではでは・・・またここで、この時間に~お会いすることにいたしましょう。」

※ このロケ地も、事前にチーフがみつけてきてくれた場所でございまして~これがその証拠のSSっす ♪
幼い頃、無理やり引き剥がされたという事もあり~ " 不知火 " は母親という暖かい存在を全く知らないが、
どこか直感的に~兄の愛人である " カリン " に惹かれて、その向こうに母の面影を重ねたのかもしれない。

※ ザーボンとは母親が違う訳だが、そのせいもあってか・・・不知火は繊細で傷つきやすい性格だった。
突然の出来事に動揺を隠し切れない不知火と違って・・・やはりカリンはいろんな意味で大人であった。
知識として " バンペイユ家 " の内情はある程度知っていたし、何しろ自分を愛人として契約してる相手、
・・・そのザーボンの実弟である訳なので、若干複雑な思いはあるが~そこは充分に自制できる範囲だった。
カリン 「せっかくゆっくりされているのに、お邪魔しちゃったみたいね~では、日を改めて出直しますわ w 」
不知火 「い、いや、ちょっと待ってください・・・それじゃあなたが兄さまに叱られてしまう!
兄さまに無断で~ここに勝手に入り込んでたボクがいけないんだ・・・ボクがもう帰りますから。」
カリン 「うふふ、それこそわたしが社長に叱られてしまうわ、そうね~じゃあこうしましょうか ♪
わたしはこれから、頼まれてる用事をするので・・・その時少しだけ手伝ってもらうってのはどうかしら?
ちょっと重いものの移動とかもあって、貴方に手伝ってもらえると随分助かるんだけどなぁ~っ w 」
仕事柄というか、人の扱いには慣れてるカリンであったので、うまく " 彼 " を言い包めるのは簡単であった。
その後、ふたりで仲良く用事をしたので~予定してたよりも時間的にかなり余裕ができたのだ。
カリン 「ありがとう不知火さん~おかげで助かりましたわ、では・・・ちょっと奥で用事してきますね。」
短くそう礼をいうと彼女は、いなくなってしまい・・・途端にすることがなくなってしまった不知火。
しばらくすると~向こうで、「きゃっ!」という小さな悲鳴が聞こえたような気もしたのだが・・・
程なく、キャビンの奥に引っ込んでいたカリンが、きわどい水着姿で不知火の前へとふいに現れたのだ。
カリン 「こんな格好でごめんなさいね~ジャグジーの掃除してたら、急にホースが外れてしまって、
全身がびしょびしょになってしまったものだから・・・、服が乾くまでこの姿で失礼させてね。」
不知火 「・・・えっ、いやそのボクはちっともかまわないのですが・・・あなたが平気なら問題ありません。」
カリン 「うふふ、お兄さまと違って、とってもやさしい人なのね~ありがとう、不知火さん。」
トロピカルドリンク片手に潮風を受けながら佇むカリンは、不知火にとって、とてもまぶしく映った。
そんなカリンに質問されるがままに~それなりに返事はしていたのだが、実はよく覚えてはいない。
まもなく、洋服も乾き・・・時間に追われるようにカリンは " 微笑 " を残し、社の方へと戻っていった。
~あとには呆然と突っ立っている不知火がただひとり・・・彼女の去っていった方向をみていたのだ。
不知火 「・・・あれが、兄さまの " 愛人 " のカリンさんか。。。まるで、記憶の中にだけうっすらとある
ボクの " 母さま " と一緒にいたみたいなそんな気がしたなぁ~もっとよく知りたい・・・あの人のことを!」
日の暮れたあとも、じっとキャビンに篭り、不知火は怪しい考えに己の身を置くのであった。
・・・つづく。
ナレーション 「・・・おやおや、なんだか危ない方向へと進んでいくような " 彼 " こと不知火くんですが、
ある事を除いては、基本、過保護に~まぁ甘やかされて育った面のある不知火は実の母を知りません。
父である先代が元気な間はそれでもよかったのですが、ザーボンが跡を継いでからというものは、
どうもこれまでとはベクトルも狂ってしまったようで・・・ " 彼 " の環境もずいぶんと変化していったのです。
こう見えても、それなりに帝王学や護身術は身につけているので、そこは問題ないのですが~^^; (謎)
ではでは・・・またここで、この時間に~お会いすることにいたしましょう。」

※ このロケ地も、事前にチーフがみつけてきてくれた場所でございまして~これがその証拠のSSっす ♪
2010年03月25日
わたしはマチコ
ここは最近OPENしたばかりのとあるSIMのスカイ・カフェ・・・とはいうものの、普段は開放されており、
誰でも自由に出入りできるし、とくに散らかさなければ~何でも持ち込んで飲食なども可能だという事らしい。
そこに呼び出されてやってきたのは、あの見覚えのある男・・・そう自称:闇探偵の " くれない " であった。

※ " マチコ " と名乗る女性は、目の前で一瞬にして変身?を遂げ、恐ろしいまでの殺気を放ってきた !?
数時間前、どこで調べたのか・・・くれないの携帯に一通のメールが届いた。
そこには・・・ " お願いがあるので、内密にお会いしたいです。 マチコ " ~とだけ短く書かれており、
仕事の依頼かと思い、了承の返信を送ると・・・次には場所と時間を指定してきたメールが届いたのである。
そうして指定されていたのが、この場所・・・スカイ・カフェであった。
待ち合わせの時刻より、かなり早く到着したくれないであったが、しかし相手の女性も、
定刻よりずっと前に、その姿を現して、テラスの椅子に座るようすすめられ、なんと足を投げ出し腰掛けた。
マチコ 「こんにちは、探偵さん・・・もうあたしが誰だかわかってるわよね?」
くれない 「う~んと、こんなべっぴんさんを忘れるはずないんだけどなぁ、あの~どちらさんでしたっけ?」
マチコ 「あら、すっとぼける気かしら?・・・散々と嗅ぎまわっておきながら、それはいただけないわねぇ。」
彼女の正体は、あのネーブルのスカウトに名乗りを上げてる " ムー財団 " に所属するエージェントである。
カリンの依頼でいろいろ調べていたくれないが、そのついでにちょっと捜査をしていたのだが・・・。
マチコ 「困るのよね~あんたみたいな野良犬にチョロチョロされると、わたしが叱られちゃうのよ。」
くれない 「・・・そうか、あんたあそこの財団にいた、あの目つきの悪い女の人だったのか!
ったく、怖いなぁ女性は・・・化粧ひとつで全然印象も違うんだし~ってことは、え~っと、もしかして?」
マチコ 「やっぱりね、あの事も知ってるみたいよね・・・これは、 " いや~ん、まいっちんぐ " な事だわ。」
くれない 「 " いや~ん、まいっちんぐ " ・・・って ^^;」
マチコ 「・・・ふっ、問答無用よ、チェーンジ・バトル・メイド!」

※ いま一度スロー再生で見てみよう!~マチコの合図で、あっという間にバトル・メイドへ変身するぞ!!
突如、タバコを取り出して、ふかしたかと思うと~一瞬でマチコの姿は、
" バトル・メイド " と呼ばれる戦闘モードへとチェンジして、すぐさま攻撃態勢に入ったのだ。
くれない 「わわわっ、いきなりそんなことされたら、こっちが " いや~ん、まいっちんぐ " だぜ!」
・・・と言いながら、咄嗟にテラスを飛び出し、真紅の翼を広げて~空中へと逃げ出すくれない。
その一部始終を悠然と見上げながら、自らも背中からツイン・ローターを出し、高速回転をさせ、
空中へ飛び上がり、一気にくれないよりも高い位置につけて、攻撃の構えをとるバトル・メイド・・・マチコ。
マチコ 「蕾から花へ・・・わたしは、マチコ!。。。お覚悟しなさい、野良犬探偵屋!! 」
くれない 「うげげ、マジなのかよ~こりゃ、やってられんぜぃ !?」
くれない目掛けて一目散に急降下で舞い降りてくるバトル・メイドに対し、はたして打つ手はあるのか?
・・・つづく。
ナレーション 「・・・かなり時間が空きましたが、あの " メカ・シリーズ " がやっと再開をいたしました。
お話には初登場となる、SAZAEさんヘアーの女性~ " マチコ " は、ムー財団に所属するエージェントで、
" バトル・メイド " という戦闘モードにチェ~ンジすることができるのでございます。
変身に必要な " タバコ " を口にすることで、あのきっついメイクの顔つきになるようでありまして・・・ (謎)
どういうシステムになっているのかは、いまんとこまだわかっておりませんので~あしからず。 ←おい!
この闇探偵くれないが、本編と同一人物であるならば~そう簡単にやられてしまう事はないでしょうが ^^;
まぁ・・・それもこれも、何もかも未定ってことみたいですので~謹んで、ご了承くださいませ w
ではでは、またここで~この時間に・・・またお会いいたしましょう ♪ 」

※ 撮影の合い間に、同じポーズでばっちりと~表紙用のSS撮影に応じる " くれない " と " マチコ " 。
誰でも自由に出入りできるし、とくに散らかさなければ~何でも持ち込んで飲食なども可能だという事らしい。
そこに呼び出されてやってきたのは、あの見覚えのある男・・・そう自称:闇探偵の " くれない " であった。

※ " マチコ " と名乗る女性は、目の前で一瞬にして変身?を遂げ、恐ろしいまでの殺気を放ってきた !?
数時間前、どこで調べたのか・・・くれないの携帯に一通のメールが届いた。
そこには・・・ " お願いがあるので、内密にお会いしたいです。 マチコ " ~とだけ短く書かれており、
仕事の依頼かと思い、了承の返信を送ると・・・次には場所と時間を指定してきたメールが届いたのである。
そうして指定されていたのが、この場所・・・スカイ・カフェであった。
待ち合わせの時刻より、かなり早く到着したくれないであったが、しかし相手の女性も、
定刻よりずっと前に、その姿を現して、テラスの椅子に座るようすすめられ、なんと足を投げ出し腰掛けた。
マチコ 「こんにちは、探偵さん・・・もうあたしが誰だかわかってるわよね?」
くれない 「う~んと、こんなべっぴんさんを忘れるはずないんだけどなぁ、あの~どちらさんでしたっけ?」
マチコ 「あら、すっとぼける気かしら?・・・散々と嗅ぎまわっておきながら、それはいただけないわねぇ。」
彼女の正体は、あのネーブルのスカウトに名乗りを上げてる " ムー財団 " に所属するエージェントである。
カリンの依頼でいろいろ調べていたくれないが、そのついでにちょっと捜査をしていたのだが・・・。
マチコ 「困るのよね~あんたみたいな野良犬にチョロチョロされると、わたしが叱られちゃうのよ。」
くれない 「・・・そうか、あんたあそこの財団にいた、あの目つきの悪い女の人だったのか!
ったく、怖いなぁ女性は・・・化粧ひとつで全然印象も違うんだし~ってことは、え~っと、もしかして?」
マチコ 「やっぱりね、あの事も知ってるみたいよね・・・これは、 " いや~ん、まいっちんぐ " な事だわ。」
くれない 「 " いや~ん、まいっちんぐ " ・・・って ^^;」
マチコ 「・・・ふっ、問答無用よ、チェーンジ・バトル・メイド!」

※ いま一度スロー再生で見てみよう!~マチコの合図で、あっという間にバトル・メイドへ変身するぞ!!
突如、タバコを取り出して、ふかしたかと思うと~一瞬でマチコの姿は、
" バトル・メイド " と呼ばれる戦闘モードへとチェンジして、すぐさま攻撃態勢に入ったのだ。
くれない 「わわわっ、いきなりそんなことされたら、こっちが " いや~ん、まいっちんぐ " だぜ!」
・・・と言いながら、咄嗟にテラスを飛び出し、真紅の翼を広げて~空中へと逃げ出すくれない。
その一部始終を悠然と見上げながら、自らも背中からツイン・ローターを出し、高速回転をさせ、
空中へ飛び上がり、一気にくれないよりも高い位置につけて、攻撃の構えをとるバトル・メイド・・・マチコ。
マチコ 「蕾から花へ・・・わたしは、マチコ!。。。お覚悟しなさい、野良犬探偵屋!! 」
くれない 「うげげ、マジなのかよ~こりゃ、やってられんぜぃ !?」
くれない目掛けて一目散に急降下で舞い降りてくるバトル・メイドに対し、はたして打つ手はあるのか?
・・・つづく。
ナレーション 「・・・かなり時間が空きましたが、あの " メカ・シリーズ " がやっと再開をいたしました。
お話には初登場となる、SAZAEさんヘアーの女性~ " マチコ " は、ムー財団に所属するエージェントで、
" バトル・メイド " という戦闘モードにチェ~ンジすることができるのでございます。
変身に必要な " タバコ " を口にすることで、あのきっついメイクの顔つきになるようでありまして・・・ (謎)
どういうシステムになっているのかは、いまんとこまだわかっておりませんので~あしからず。 ←おい!
この闇探偵くれないが、本編と同一人物であるならば~そう簡単にやられてしまう事はないでしょうが ^^;
まぁ・・・それもこれも、何もかも未定ってことみたいですので~謹んで、ご了承くださいませ w
ではでは、またここで~この時間に・・・またお会いいたしましょう ♪ 」

※ 撮影の合い間に、同じポーズでばっちりと~表紙用のSS撮影に応じる " くれない " と " マチコ " 。
2010年03月26日
愛の戦士・・・!
空中より、くれない目掛けて落下しながらの" 特攻アタック " を仕掛けてきたマチコこと、バトル・メイドに、
もはや危機一髪の状態であったが・・・彼がニヤリと大胆不敵に笑ったのには~理由があった。
次の瞬間、スカイ・カフェ前に広がる一面紫の花畑中央より、なんとあの1号が飛び出してきたのである!!

※ 間一髪の危ういところだったが~くれないを庇うように、マチコの前に立ち塞がったのは、1号であった!
マチコの決死のアタックを軽く片手で受け止め、ふたりの間に割って入ったのは、
くれないの頼れるパートナー、凡庸戦闘型アンドロイド・・・ " ちょび1号 " であった。
マチコ 「くっ !?・・・何者なの、あの攻撃を片手でかわすなんて、あんた人間じゃないわね!」
1号 「あいあい、あたしは愛の戦士!・・・その名も " ちょび1号 " さ w 」
くれない 「お~っ、助かったぜ1号、ちょっと駄目かと思って走馬灯がチラっと見えたわ (謎)」
すっかり1号の後ろに隠れて、相変わらずのん気な事を言っているくれないである。
マチコ 「ふん、とんだ用心棒の隠し玉を持っていたってことだね!・・・汚いよ探偵屋!! ! 」
くれない 「何言ってやがんだよ、そっちこそいきなり攻撃してきやがって~この、まいっちんぐマチコめ!」
1号 「ここは、あたしに任せて・・・危ないからくれないはちょっち下がっててね。。。」
マチコ 「そうかい、そっちがその気なら~ " やってやるぜ! " ってことさ、覚悟しなよ。」
激しく燃え上がる女同士のバトルが、いま幕を開ける・・・くれないは、こそっと隅の方へと移動した ^^;
睨み合い火花を散らす両者、お互いが必殺の構えに入り~次の刹那、同時に動いた!
きらめく閃光が巻き起こり、スカイ・カフェ全体が怒号を上げて揺さぶられたあと・・・、
しっかりと大地に立っていたのは、紛れもなく1号の方であったのだ。
ちょっと腰をぬかしたくれないが、1号のもとへ這いずりながら近づいてくる。
くれない 「おいおい、・・・いくらなんでも、 " 衝撃波 " はやりすぎだったんじゃないのかよ?」
1号 「ん?・・・なんも問題ないよ、あのバトル・スーツはかなり頑丈そうだったし、
ちゃんと中の人間が気絶する程度にパワーは調節しておいたから、そのうち目が覚めるよ ♪ 」
くれない 「そ、そっか・・・ならいいか、わっはっはっ w 」 ←おい!
ニコっと・・・天使のように微笑む1号には、流石のくれないも~弱いのであった ^^;
念のため、花畑の中へと倒れたマチコを隠すように移動させて寝かせ、ふたりはスカイ・カフェをあとにした。
それから、数時間が過ぎた頃・・・ようやくマチコは気を取り戻し、事態を把握したようであった。
マチコ 「・・・う、う~ん、なんだったのさ、あの女の強さは~わたしが知ってるバトル・システムに、
あんな人間的な外見したものはないよ、まさか・・・サイバー・シリーズの新作って事もあるのかもだけど、
それにしても、これはまたあの白タキシードに叱られてしまうわねぇ・・・ " いや~ん、まいっちんぐ " 」
何やらずっと、ぶつぶつ呟きながら・・・マチコは変身をとき、元の姿へと戻った。
そして、その場を渋々去って・・・何処ともなく消えていったのである。
あとには・・・もう何事もなかったかのように、お花畑を見渡せるスカイ・カフェだけが存在するのであった。
・・・つづく。
ナレーション 「ついに!・・・今度こそ文字だけではなく、本物の " 1号 " が登場してくれましたね~っ w
くれないとは、相変わらずの " 迷?コンビ " ぶりを発揮してくれてまして、一安心ってもんです (謎)
まぁ、この頼りになる1号がいる限り・・・相当やばいことに陥っても、何とかなりそうですからねぇ ^^;
さぁ、またもや本編の如く、こちらの " メカ・シリーズ " も迷走してまいりました。 ←おいおい!
こっちのお話における " くれない " の立場は、ただのゲスト出演なのか、それとも、実は・・・ !?
ではでは~またここで、この時間に・・・またお会いいたしましょう ♪ 」

※ スカイ・カフェ " OPEN " 記念も兼ね、ロケ地にしてみました~よかったら遊びに来てくださいね w
もはや危機一髪の状態であったが・・・彼がニヤリと大胆不敵に笑ったのには~理由があった。
次の瞬間、スカイ・カフェ前に広がる一面紫の花畑中央より、なんとあの1号が飛び出してきたのである!!

※ 間一髪の危ういところだったが~くれないを庇うように、マチコの前に立ち塞がったのは、1号であった!
マチコの決死のアタックを軽く片手で受け止め、ふたりの間に割って入ったのは、
くれないの頼れるパートナー、凡庸戦闘型アンドロイド・・・ " ちょび1号 " であった。
マチコ 「くっ !?・・・何者なの、あの攻撃を片手でかわすなんて、あんた人間じゃないわね!」
1号 「あいあい、あたしは愛の戦士!・・・その名も " ちょび1号 " さ w 」
くれない 「お~っ、助かったぜ1号、ちょっと駄目かと思って走馬灯がチラっと見えたわ (謎)」
すっかり1号の後ろに隠れて、相変わらずのん気な事を言っているくれないである。
マチコ 「ふん、とんだ用心棒の隠し玉を持っていたってことだね!・・・汚いよ探偵屋!! ! 」
くれない 「何言ってやがんだよ、そっちこそいきなり攻撃してきやがって~この、まいっちんぐマチコめ!」
1号 「ここは、あたしに任せて・・・危ないからくれないはちょっち下がっててね。。。」
マチコ 「そうかい、そっちがその気なら~ " やってやるぜ! " ってことさ、覚悟しなよ。」
激しく燃え上がる女同士のバトルが、いま幕を開ける・・・くれないは、こそっと隅の方へと移動した ^^;
睨み合い火花を散らす両者、お互いが必殺の構えに入り~次の刹那、同時に動いた!
きらめく閃光が巻き起こり、スカイ・カフェ全体が怒号を上げて揺さぶられたあと・・・、
しっかりと大地に立っていたのは、紛れもなく1号の方であったのだ。
ちょっと腰をぬかしたくれないが、1号のもとへ這いずりながら近づいてくる。
くれない 「おいおい、・・・いくらなんでも、 " 衝撃波 " はやりすぎだったんじゃないのかよ?」
1号 「ん?・・・なんも問題ないよ、あのバトル・スーツはかなり頑丈そうだったし、
ちゃんと中の人間が気絶する程度にパワーは調節しておいたから、そのうち目が覚めるよ ♪ 」
くれない 「そ、そっか・・・ならいいか、わっはっはっ w 」 ←おい!
ニコっと・・・天使のように微笑む1号には、流石のくれないも~弱いのであった ^^;
念のため、花畑の中へと倒れたマチコを隠すように移動させて寝かせ、ふたりはスカイ・カフェをあとにした。
それから、数時間が過ぎた頃・・・ようやくマチコは気を取り戻し、事態を把握したようであった。
マチコ 「・・・う、う~ん、なんだったのさ、あの女の強さは~わたしが知ってるバトル・システムに、
あんな人間的な外見したものはないよ、まさか・・・サイバー・シリーズの新作って事もあるのかもだけど、
それにしても、これはまたあの白タキシードに叱られてしまうわねぇ・・・ " いや~ん、まいっちんぐ " 」
何やらずっと、ぶつぶつ呟きながら・・・マチコは変身をとき、元の姿へと戻った。
そして、その場を渋々去って・・・何処ともなく消えていったのである。
あとには・・・もう何事もなかったかのように、お花畑を見渡せるスカイ・カフェだけが存在するのであった。
・・・つづく。
ナレーション 「ついに!・・・今度こそ文字だけではなく、本物の " 1号 " が登場してくれましたね~っ w
くれないとは、相変わらずの " 迷?コンビ " ぶりを発揮してくれてまして、一安心ってもんです (謎)
まぁ、この頼りになる1号がいる限り・・・相当やばいことに陥っても、何とかなりそうですからねぇ ^^;
さぁ、またもや本編の如く、こちらの " メカ・シリーズ " も迷走してまいりました。 ←おいおい!
こっちのお話における " くれない " の立場は、ただのゲスト出演なのか、それとも、実は・・・ !?
ではでは~またここで、この時間に・・・またお会いいたしましょう ♪ 」

※ スカイ・カフェ " OPEN " 記念も兼ね、ロケ地にしてみました~よかったら遊びに来てくださいね w
2010年03月27日
くれないと1号
スカイ・カフェをあとにした、くれないと1号は・・・いくつかある彼らの秘密基地のひとつへと戻った。
ちょっといろいろあって、くれないたちの探偵事務所は全壊し~いまは各自ばらばらに依頼を受けている・・・
同じチームではあるのだが、まぁ、それぞれが独立したような形になっていると考えてもらえばいいだろう。

※ くれないと1号、小紅とローズマリー、りんどうとしゅろのように~組んで仕事をしていると言う訳である。
特に、このくれないと1号の場合は・・・1号さえいれば結果なんとかなるので、
他のメンバーらも安心して、自分たちの仕事に専念できるということで、とても重宝がられていた。
あの「闇の黙示録編」で起きた大掛かりな事件でもあれば・・・また力を合わして立ち向かう事もあるが、
しかし、いまのところは・・・そういう大きな事件もないので、これで何も問題がない状態なのである。
1号 「・・・ねぇ、まだ完全に傷も癒えてないんだから、あんま無茶したらダメじゃん。」
くれない 「まぁな・・・そうなんだが、相手がオレをほっといてくれない~っていうか w 」
1号 「~ったくもう、もてる男はつらいとか言ってる場合じゃないんだよ・・・何度も死にかけたくせに!」
くれない 「はっはっはっ・・・と笑って許してくれよ、なぁ~1号ってば ^^; 」
1号 「あいあい、あたしがずっとついてて守って差し上げるよ・・・くれない名探偵さま ♪ 」
そういって笑いながらカップの熱い液体をぐいっと飲み干す可愛い1号であった。
くれないといえば、そんな1号をじっと見つめながらも、何やらいろいろ考え事をしているようだ。
UZシリーズやサイバー・メイド、またバトル・メイドなどをめぐる環境は刻々と激しく変化しているのである。
・・・つづく。
ナレーション 「・・・これぞ、チーフ曰く " 1号祭り " ってもんですね~あぁ、1号がいっぱいっす w
ずっと以前、番外編というか " 外伝 " で書いたのですが~この1号とくれないは3千年後の世界でも、
仲良く " 闇探偵 " をやってるという設定がありまして・・・まったく息の長いパートナーなのですよ (謎)
我々も、かくありたいとは思いますが~3千年って一言じゃいい表せないものがありますよね~っ ^^;
ではでは・・・またここで、この時間に~またお会いすることにいたしましょう。 」

※ いまや、チーフの忙しさも最高潮に達しようとしております~毎日がクライマックスらしいっすよ (謎)
ちょっといろいろあって、くれないたちの探偵事務所は全壊し~いまは各自ばらばらに依頼を受けている・・・
同じチームではあるのだが、まぁ、それぞれが独立したような形になっていると考えてもらえばいいだろう。

※ くれないと1号、小紅とローズマリー、りんどうとしゅろのように~組んで仕事をしていると言う訳である。
特に、このくれないと1号の場合は・・・1号さえいれば結果なんとかなるので、
他のメンバーらも安心して、自分たちの仕事に専念できるということで、とても重宝がられていた。
あの「闇の黙示録編」で起きた大掛かりな事件でもあれば・・・また力を合わして立ち向かう事もあるが、
しかし、いまのところは・・・そういう大きな事件もないので、これで何も問題がない状態なのである。
1号 「・・・ねぇ、まだ完全に傷も癒えてないんだから、あんま無茶したらダメじゃん。」
くれない 「まぁな・・・そうなんだが、相手がオレをほっといてくれない~っていうか w 」
1号 「~ったくもう、もてる男はつらいとか言ってる場合じゃないんだよ・・・何度も死にかけたくせに!」
くれない 「はっはっはっ・・・と笑って許してくれよ、なぁ~1号ってば ^^; 」
1号 「あいあい、あたしがずっとついてて守って差し上げるよ・・・くれない名探偵さま ♪ 」
そういって笑いながらカップの熱い液体をぐいっと飲み干す可愛い1号であった。
くれないといえば、そんな1号をじっと見つめながらも、何やらいろいろ考え事をしているようだ。
UZシリーズやサイバー・メイド、またバトル・メイドなどをめぐる環境は刻々と激しく変化しているのである。
・・・つづく。
ナレーション 「・・・これぞ、チーフ曰く " 1号祭り " ってもんですね~あぁ、1号がいっぱいっす w
ずっと以前、番外編というか " 外伝 " で書いたのですが~この1号とくれないは3千年後の世界でも、
仲良く " 闇探偵 " をやってるという設定がありまして・・・まったく息の長いパートナーなのですよ (謎)
我々も、かくありたいとは思いますが~3千年って一言じゃいい表せないものがありますよね~っ ^^;
ではでは・・・またここで、この時間に~またお会いすることにいたしましょう。 」

※ いまや、チーフの忙しさも最高潮に達しようとしております~毎日がクライマックスらしいっすよ (謎)
2010年03月29日
白いタキシード
スカイ・カフェにおいて失態を演じてしまったマチコは、内心憂鬱になりながらも定時連絡のため、
とある雪深い場所を訪れていた・・・そこで、例の " 白タキシード男 " と待ち合わせていたのである。
実はマチコは、この得たいの知れない白いタキシード男、 " ゆーいち " があまり得意ではなかったのだ。

※ 同じ " ムー財団 " のエージェントという立場であるが、やはり、ゆーいちが上司という事になっている。
このゆーいちという男は、財団のエージェントの中でも " コマンダー " と呼ばれる特殊な立場であり、
マチコなども含め、何人ものエージェントを影で統括しながら作戦を遂行しているのである。
ゆーいち 「・・・報告書は読ませてもらったよ、結局、その探偵屋たちにまんまと逃げられたという事だね。」
マチコ 「はっ、申し訳ありません・・・不覚の致すところであります。」
言葉は一見丁寧なのだが、どこか読めないこの胡散臭い態度がマチコは苦手なのである。
ゆーいち 「ふむふむ、まぁいいでしょう~そのものたちは、このまま自由に泳がせておきなさい。
私の指示があるまで一切手出しは無用です・・・彼らに今後何もしてはなりませんよ、わかりましたね。」
マチコ 「・・・了解しました。。。ご命令とあらば、そのように致します。」
ゆーいち 「では、引き続き本来の任務に戻ってください・・・期待していますよ、マチコ・エージェント。」
マチコ 「ははっ、それでは・・・失礼致します。」
・・・そう言いながら、タバコを取り出してバトル・メイドへと瞬く間に変身していくマチコ。
かるく浮き上がり背中のダブル・ローターを高速回転させ、はるか上空までいっきに加速していく。
あとには、ひとり残された " コマンダー " ゆーいちが、雪にぽつんと影を落とすのみである。
ゆーいち 「・・・ふふふ、ほんと困った人だなぁ~ " くれない " という男は、また要らぬ首突っ込んできて、
散々と引っ掻き回すことになるんだろうけども・・・まぁそれはそれで、楽しいと言えるのですけどねぇ (謎)」
また意味深な言葉を口にする謎の白タキシード男、・・・ゆーいちであった。
・・・つづく。
ナレーション 「・・・おや、1回こっきりのゲストではなく~ " ゆーいち " も、こちらに参戦って事でしょうか?
以前の作品でも、 " 記憶喪失の謎の青年 " っていう設定だった訳で、その正体は不明なのですが、
しかも、複数の異なる風貌の " ゆーいち " という人物が、まったく違う場所に同時に存在する事がある・・・
~という意味不明な。。。はたまた奇妙奇天烈な設定もあったりで、とにかく、 " 謎 " なのです ^^;
この " コマンダー " ゆーいちの口ぶりからすると、くれないを・・・さも知ってる感じなのですけどねぇ (謎)
ではでは、またここで、この時間に・・・お会いすることに~いたしましょう。」

※ なんか、闇夜のカラス状態で、遠くからみたらよくわからない白いタキシード男なのであります w
とある雪深い場所を訪れていた・・・そこで、例の " 白タキシード男 " と待ち合わせていたのである。
実はマチコは、この得たいの知れない白いタキシード男、 " ゆーいち " があまり得意ではなかったのだ。

※ 同じ " ムー財団 " のエージェントという立場であるが、やはり、ゆーいちが上司という事になっている。
このゆーいちという男は、財団のエージェントの中でも " コマンダー " と呼ばれる特殊な立場であり、
マチコなども含め、何人ものエージェントを影で統括しながら作戦を遂行しているのである。
ゆーいち 「・・・報告書は読ませてもらったよ、結局、その探偵屋たちにまんまと逃げられたという事だね。」
マチコ 「はっ、申し訳ありません・・・不覚の致すところであります。」
言葉は一見丁寧なのだが、どこか読めないこの胡散臭い態度がマチコは苦手なのである。
ゆーいち 「ふむふむ、まぁいいでしょう~そのものたちは、このまま自由に泳がせておきなさい。
私の指示があるまで一切手出しは無用です・・・彼らに今後何もしてはなりませんよ、わかりましたね。」
マチコ 「・・・了解しました。。。ご命令とあらば、そのように致します。」
ゆーいち 「では、引き続き本来の任務に戻ってください・・・期待していますよ、マチコ・エージェント。」
マチコ 「ははっ、それでは・・・失礼致します。」
・・・そう言いながら、タバコを取り出してバトル・メイドへと瞬く間に変身していくマチコ。
かるく浮き上がり背中のダブル・ローターを高速回転させ、はるか上空までいっきに加速していく。
あとには、ひとり残された " コマンダー " ゆーいちが、雪にぽつんと影を落とすのみである。
ゆーいち 「・・・ふふふ、ほんと困った人だなぁ~ " くれない " という男は、また要らぬ首突っ込んできて、
散々と引っ掻き回すことになるんだろうけども・・・まぁそれはそれで、楽しいと言えるのですけどねぇ (謎)」
また意味深な言葉を口にする謎の白タキシード男、・・・ゆーいちであった。
・・・つづく。
ナレーション 「・・・おや、1回こっきりのゲストではなく~ " ゆーいち " も、こちらに参戦って事でしょうか?
以前の作品でも、 " 記憶喪失の謎の青年 " っていう設定だった訳で、その正体は不明なのですが、
しかも、複数の異なる風貌の " ゆーいち " という人物が、まったく違う場所に同時に存在する事がある・・・
~という意味不明な。。。はたまた奇妙奇天烈な設定もあったりで、とにかく、 " 謎 " なのです ^^;
この " コマンダー " ゆーいちの口ぶりからすると、くれないを・・・さも知ってる感じなのですけどねぇ (謎)
ではでは、またここで、この時間に・・・お会いすることに~いたしましょう。」

※ なんか、闇夜のカラス状態で、遠くからみたらよくわからない白いタキシード男なのであります w
2010年04月02日
ラブ&レター
春まだ浅いこの日・・・それでも桜が満開なとあるスカイ・カフェに、あの謎の闇探偵である " くれない " が、
ひとりの女性を待っていた~その女性の名は " ネーブル " 、いくつもの企業から追われてる身の上だった。
くれないは、このネーブルに対し・・・あるユニークな方法で接触を試みたのだが、はたしてその方法とは?

※ 警戒心の強いはずのネーブルであったが~何故か彼の前では自然と笑顔になってしまうようだ (謎)
巨大な緑色のきらめく機体に守られるように、彼女はスカイ・カフェ前の花畑に姿を見せた。
それをうやうやしく迎えにあがり、テラスにあるテーブル席へと招待するくれない・・・。
ネーブル 「あのようなものを殿方からいただくのは、はじめてのことだったと思いますわ。」
くれない 「・・・そうですか、いやしかし、だとしたら世の男たちはまったく見る目がありませんなぁ~ ^^;」
いろいろなやり方を駆使して、ネーブルの技術獲得に乗り出す企業などが多い中、
くれないが取った方法は、 " 情熱的なラブ・レターを書く " というちょっと意外なものであった。
くれない 「あの手紙にあったように、オレにはあなたが必要なんですよ・・・ただいてくれるだけでいいし、
まぁ、手が空いてるなら事務でも経理でもしてもらって構わない、何もかも自由でいいんですよ。」
ネーブル 「ふふふ、わたしの持つ技術力や頭脳ではなくて、わたし自身が欲しいと言ってくれたのは、
正直言って、あなたが初めてだわ・・・探偵さん、たとえそれが詭弁であってもうれしかったの。」
くれない 「確かに、あなたのように才能あふれるお方だから、どこからも引っ張りダコ状態でしょうが、
けれども、本当のあなたを知り、あなたの事を考えてる人っていないのだと思うのです~オレ以外にはね。」
ネーブル 「まったく、楽しい人ね~あなたって、つい信じてしまいそうになるわ。。。危ない危ない w 」
油断してはいけない相手とわかっていても、ネーブルはつい笑みを自然と浮かべてしまうのだ。
くれない 「はっはっはっ、そう簡単になびいてもらえるなんて考えてないですから安心してください。」
ネーブル 「・・・それに、さっきからずっとこっちを睨んでる、ピンクの髪の可愛い人の視線がねぇ ♪ 」
くれない 「うげげっ!・・・ったく、1号のやつったら~ありゃ目だけで人を殺せるかもしれんな (謎)」
ネーブル 「じゃあね、探偵さん・・・機会があればまた会いましょう~今度はふたりっきりでね ^^ 」
そう笑顔でいうと " フロッグ " に抱えられながら、どこかへ飛び去ってしまったネーブルである。
くれない 「ふっ、・・・ " 機会:チャンス " ってのは、つくるものなのですよ~ネーブル博士。」
何を考えてのネーブルとの接触なのか・・・ひとり残されたくれないはそっとそう呟くのであった。
いや、向こうで腕を組んで角が生えたように仁王立ちで待っている " 1号 " を見ないようにしながらだが (謎)
・・・つづく。
ナレーション 「~ますます不穏な動きをみせるようになってきた " 探偵さん " こと、くれないであります ♪
いまのところ、誰に頼まれたという事でもないようです。。。カリンの依頼とも、もうかけ離れていますしね。
・・・また興味本位で、引っ掻き回してくれるのでしょうか?~ほんと、やれやれなのでございます ^^;
ネーブルもまだ、自分の身の振り方については決めかねているようですね・・・どうなるのでしょうか。
し・か・し~、この " メカ・シリーズ " といいながら、ちっとも出ないままの主役機:UZ-99こと " メカ " w
あれからどうなったんだか・・・ってか、最後に出てきたのって " いつ " なんだよ!って話ですなぁ (謎)
ではでは、またここで~この時間に・・・またお会いすることにいたしましょう。」

※ やはり女性なのです~ネーブルにとって " ラブ・レター " は予想以上に効果があったみたいっすね。
ひとりの女性を待っていた~その女性の名は " ネーブル " 、いくつもの企業から追われてる身の上だった。
くれないは、このネーブルに対し・・・あるユニークな方法で接触を試みたのだが、はたしてその方法とは?

※ 警戒心の強いはずのネーブルであったが~何故か彼の前では自然と笑顔になってしまうようだ (謎)
巨大な緑色のきらめく機体に守られるように、彼女はスカイ・カフェ前の花畑に姿を見せた。
それをうやうやしく迎えにあがり、テラスにあるテーブル席へと招待するくれない・・・。
ネーブル 「あのようなものを殿方からいただくのは、はじめてのことだったと思いますわ。」
くれない 「・・・そうですか、いやしかし、だとしたら世の男たちはまったく見る目がありませんなぁ~ ^^;」
いろいろなやり方を駆使して、ネーブルの技術獲得に乗り出す企業などが多い中、
くれないが取った方法は、 " 情熱的なラブ・レターを書く " というちょっと意外なものであった。
くれない 「あの手紙にあったように、オレにはあなたが必要なんですよ・・・ただいてくれるだけでいいし、
まぁ、手が空いてるなら事務でも経理でもしてもらって構わない、何もかも自由でいいんですよ。」
ネーブル 「ふふふ、わたしの持つ技術力や頭脳ではなくて、わたし自身が欲しいと言ってくれたのは、
正直言って、あなたが初めてだわ・・・探偵さん、たとえそれが詭弁であってもうれしかったの。」
くれない 「確かに、あなたのように才能あふれるお方だから、どこからも引っ張りダコ状態でしょうが、
けれども、本当のあなたを知り、あなたの事を考えてる人っていないのだと思うのです~オレ以外にはね。」
ネーブル 「まったく、楽しい人ね~あなたって、つい信じてしまいそうになるわ。。。危ない危ない w 」
油断してはいけない相手とわかっていても、ネーブルはつい笑みを自然と浮かべてしまうのだ。
くれない 「はっはっはっ、そう簡単になびいてもらえるなんて考えてないですから安心してください。」
ネーブル 「・・・それに、さっきからずっとこっちを睨んでる、ピンクの髪の可愛い人の視線がねぇ ♪ 」
くれない 「うげげっ!・・・ったく、1号のやつったら~ありゃ目だけで人を殺せるかもしれんな (謎)」
ネーブル 「じゃあね、探偵さん・・・機会があればまた会いましょう~今度はふたりっきりでね ^^ 」
そう笑顔でいうと " フロッグ " に抱えられながら、どこかへ飛び去ってしまったネーブルである。
くれない 「ふっ、・・・ " 機会:チャンス " ってのは、つくるものなのですよ~ネーブル博士。」
何を考えてのネーブルとの接触なのか・・・ひとり残されたくれないはそっとそう呟くのであった。
いや、向こうで腕を組んで角が生えたように仁王立ちで待っている " 1号 " を見ないようにしながらだが (謎)
・・・つづく。
ナレーション 「~ますます不穏な動きをみせるようになってきた " 探偵さん " こと、くれないであります ♪
いまのところ、誰に頼まれたという事でもないようです。。。カリンの依頼とも、もうかけ離れていますしね。
・・・また興味本位で、引っ掻き回してくれるのでしょうか?~ほんと、やれやれなのでございます ^^;
ネーブルもまだ、自分の身の振り方については決めかねているようですね・・・どうなるのでしょうか。
し・か・し~、この " メカ・シリーズ " といいながら、ちっとも出ないままの主役機:UZ-99こと " メカ " w
あれからどうなったんだか・・・ってか、最後に出てきたのって " いつ " なんだよ!って話ですなぁ (謎)
ではでは、またここで~この時間に・・・またお会いすることにいたしましょう。」

※ やはり女性なのです~ネーブルにとって " ラブ・レター " は予想以上に効果があったみたいっすね。
2010年04月04日
小紅からの使者
ネーブルがフロッグに抱えられて姿を消すと間もなく、~このスカイ・カフェに新たな気配が現れた・・・、
それは、くれないがよく知っているもので静かだがとても芯が強く、また頼れる懐かしい人物のものであった。
その相手の名は " ローズマリー " ~小紅の隠密筆頭で、また影武者でもある凄腕のスーパー・クノイチだ。

※ ローズマリーも小紅と同じく~探偵事務所設立時からいる初期メンバーであり、気心も知れた仲間だ。
黄昏に染まるスカイ・カフェに姿をみせたのは、小紅からもらったドレスに身を包んだローズマリーだった。
ローズマリー 「ご無沙汰しております、息災そうで何よりです・・・くれないさま。」
くれない 「おぅ、・・・誰だと思ったらローズマリーじゃないか、ずいぶんと久しぶりだよなぁ~ w
なんだ、あれか?。。。もう小紅んとこが心底イヤんなったんで、うちとこへ来たくなったのか?」
ローズマリー 「ふふふ・・・またお戯れを、本日は姫さまの伝言を持って参りました。」
こういう、くれないの軽口などは熟知しているので、まったく気にも留めない様子のローズマリー。
くれない 「そっか、お姫さまも動き出したとしたら・・・やっぱこいつは厄介な出来事ってことだな。」
ローズマリー 「その件も含めて、一度ちゃんと会って話がしたいと小紅さまからのお申し出です。」
彼女とて、あの壮絶な事件(魔王編&闇の黙示録編:参照)を共にくぐり抜けてきた心強い同志である。
このくれないとも・・・目には見えないが確かな絆で結ばれた旧知の間柄なのであった。
くれない 「・・・そうだな、たまにはあのツンデレ姫さまのお顔でも拝見しに行くとすっかな、
よしわかった、近いうちに1号と誘い合わせて " 推参 " すると伝えてくれ・・・頼んだぞ、ローズマリー。」
ローズマリー 「承知しました、必ずお伝え致します・・・姫さまもきっとお喜びになられますわ。」
くれない 「だといいがな~。。。。ふっ・・・またややこしい事に首突っ込む破目になったって訳かよ (謎)」
夕闇に染まっていこうとする花畑が、そっと見守る中・・・くれないは謎めいた独り言を呟くのだった。
ちなみに~もうひとり、このふたりを少し離れたところから見守っていたくれないのパートナー " 1号 " は、
先ほどのネーブルの時とは打って変わって・・・穏やかな表情であったのを、ここに付け加えておく事にしよう。
・・・つづく。
ナレーション 「この " メカ・シリーズ " には、すでに二度目の登場となります・・・隠密ローズマリー ♪
今回は、主である " 小紅 " の伝言を持って・・・くれないのところへと~やってまいりました w
ナツミの件もあるので、くれないよりも先に事態を把握していたのではないかと考えられますなぁ ^^;
・・・さて、また何か世界を揺るがすような悪い現象が、水面下で起きているのでしょうか?
きっと、作者さまは先の事などあんまし考えてないので~どういう展開になっていくのかは読めません (謎)
ではでは、またここで~この時間に・・・再びお会いすることにいたしましょう。」

※ ますます迷走していくこの「メカ・シリーズ」ですが~どこかに光明が差す場所があるのでしょうか?
それは、くれないがよく知っているもので静かだがとても芯が強く、また頼れる懐かしい人物のものであった。
その相手の名は " ローズマリー " ~小紅の隠密筆頭で、また影武者でもある凄腕のスーパー・クノイチだ。

※ ローズマリーも小紅と同じく~探偵事務所設立時からいる初期メンバーであり、気心も知れた仲間だ。
黄昏に染まるスカイ・カフェに姿をみせたのは、小紅からもらったドレスに身を包んだローズマリーだった。
ローズマリー 「ご無沙汰しております、息災そうで何よりです・・・くれないさま。」
くれない 「おぅ、・・・誰だと思ったらローズマリーじゃないか、ずいぶんと久しぶりだよなぁ~ w
なんだ、あれか?。。。もう小紅んとこが心底イヤんなったんで、うちとこへ来たくなったのか?」
ローズマリー 「ふふふ・・・またお戯れを、本日は姫さまの伝言を持って参りました。」
こういう、くれないの軽口などは熟知しているので、まったく気にも留めない様子のローズマリー。
くれない 「そっか、お姫さまも動き出したとしたら・・・やっぱこいつは厄介な出来事ってことだな。」
ローズマリー 「その件も含めて、一度ちゃんと会って話がしたいと小紅さまからのお申し出です。」
彼女とて、あの壮絶な事件(魔王編&闇の黙示録編:参照)を共にくぐり抜けてきた心強い同志である。
このくれないとも・・・目には見えないが確かな絆で結ばれた旧知の間柄なのであった。
くれない 「・・・そうだな、たまにはあのツンデレ姫さまのお顔でも拝見しに行くとすっかな、
よしわかった、近いうちに1号と誘い合わせて " 推参 " すると伝えてくれ・・・頼んだぞ、ローズマリー。」
ローズマリー 「承知しました、必ずお伝え致します・・・姫さまもきっとお喜びになられますわ。」
くれない 「だといいがな~。。。。ふっ・・・またややこしい事に首突っ込む破目になったって訳かよ (謎)」
夕闇に染まっていこうとする花畑が、そっと見守る中・・・くれないは謎めいた独り言を呟くのだった。
ちなみに~もうひとり、このふたりを少し離れたところから見守っていたくれないのパートナー " 1号 " は、
先ほどのネーブルの時とは打って変わって・・・穏やかな表情であったのを、ここに付け加えておく事にしよう。
・・・つづく。
ナレーション 「この " メカ・シリーズ " には、すでに二度目の登場となります・・・隠密ローズマリー ♪
今回は、主である " 小紅 " の伝言を持って・・・くれないのところへと~やってまいりました w
ナツミの件もあるので、くれないよりも先に事態を把握していたのではないかと考えられますなぁ ^^;
・・・さて、また何か世界を揺るがすような悪い現象が、水面下で起きているのでしょうか?
きっと、作者さまは先の事などあんまし考えてないので~どういう展開になっていくのかは読めません (謎)
ではでは、またここで~この時間に・・・再びお会いすることにいたしましょう。」

※ ますます迷走していくこの「メカ・シリーズ」ですが~どこかに光明が差す場所があるのでしょうか?
2010年04月06日
ロン毛探偵
いよいよ、本格的に動き出したくれないたちであるが・・・さしあたって、依頼人であった彼女に、
これまでの事情をかいつまんで説明しておこうと思い、とあるヘアー屋さんに来てもらうことにしていた。
その依頼人とは・・・ザーボン・ヴァンペイユの秘書である孤高のコスプレ女王~ " カリン " であった。

※ イメチェンしたかったのか、いや変装のつもりなのか・・・これで探偵なのだから、いやはやなんとも ^^;
時間管理をしっかりとしてる職業柄もあるのだろう・・・、
待ち合わせの時刻に寸分違わず、依頼人カリンは、このヘアー・ショップへとやって来た。
カリン 「こんにちは、かえってこういう場所の方が、目立たないということもあるのね。」
くれない 「まぁ、場合によりけりですけどね~それより、今日も一段とお美しいですなぁ w 」
カリン 「あら、いつもお口が上手ねぇ~それと、その髪型って・・・ ^^; 」
くれない 「あぁ、これね・・・あなたをずっと想っていたら、なんか伸びるのが超早くってね (謎)」
・・・という軽口を交えながら、最近把握した情報を~手っ取り早く依頼人に説明するくれない。
くれない 「詳しい報告書は、ここに持ってきてますので・・・あとでまたじっくりお読みください。」
カリン 「えぇ、ありがとう・・・そう、事態はそこまで進行していたのね。」
くれない 「・・・ですね、このままでは確実に世界大戦が勃発してしまうことになる。」
カリン 「もう、とめられないのかしら・・・?」
くれない 「とにかく、あなたはこれ以上かかわらないで、すぐ手を引いたほうがいいでしょうね。」
カリンにそう強く警告をして、彼女とくれないは別れた・・・今後、二度と会わないと約束を交わして。。。
そして、待ち構えていたかのように、ピンクの髪をツインテールに結った、
くれないの頼れる可愛いパートナー、・・・ " 1号 " が姿をみせたのだ。
・・・つづく。
ナレーション 「・・・えー、 " 世界大戦 " って、そんなおお事になってたんか~って、急展開過ぎる! ^^;
またもや~よくわからない事態になってしまっていますが・・・ホント、これでいいのだろうか? (謎)
このまま次回、 " メカ・シリーズ " 怒涛の最終回って展開もあるかもしれませんなぁ w ←アホかー!
きっと、時間に追われでもして・・・頭真っ白のパニック状態で執筆でもしたのでしょう。 ←ギクッ!!
ではでは、またここで~この時間に・・・またお会いすることにいたしましょう ♪ 」

※ 次回は、可愛い " 1号 " をたっぷりとご覧いただけるはずです・・・話が進むのかは謎ですけどね w
これまでの事情をかいつまんで説明しておこうと思い、とあるヘアー屋さんに来てもらうことにしていた。
その依頼人とは・・・ザーボン・ヴァンペイユの秘書である孤高のコスプレ女王~ " カリン " であった。

※ イメチェンしたかったのか、いや変装のつもりなのか・・・これで探偵なのだから、いやはやなんとも ^^;
時間管理をしっかりとしてる職業柄もあるのだろう・・・、
待ち合わせの時刻に寸分違わず、依頼人カリンは、このヘアー・ショップへとやって来た。
カリン 「こんにちは、かえってこういう場所の方が、目立たないということもあるのね。」
くれない 「まぁ、場合によりけりですけどね~それより、今日も一段とお美しいですなぁ w 」
カリン 「あら、いつもお口が上手ねぇ~それと、その髪型って・・・ ^^; 」
くれない 「あぁ、これね・・・あなたをずっと想っていたら、なんか伸びるのが超早くってね (謎)」
・・・という軽口を交えながら、最近把握した情報を~手っ取り早く依頼人に説明するくれない。
くれない 「詳しい報告書は、ここに持ってきてますので・・・あとでまたじっくりお読みください。」
カリン 「えぇ、ありがとう・・・そう、事態はそこまで進行していたのね。」
くれない 「・・・ですね、このままでは確実に世界大戦が勃発してしまうことになる。」
カリン 「もう、とめられないのかしら・・・?」
くれない 「とにかく、あなたはこれ以上かかわらないで、すぐ手を引いたほうがいいでしょうね。」
カリンにそう強く警告をして、彼女とくれないは別れた・・・今後、二度と会わないと約束を交わして。。。
そして、待ち構えていたかのように、ピンクの髪をツインテールに結った、
くれないの頼れる可愛いパートナー、・・・ " 1号 " が姿をみせたのだ。
・・・つづく。
ナレーション 「・・・えー、 " 世界大戦 " って、そんなおお事になってたんか~って、急展開過ぎる! ^^;
またもや~よくわからない事態になってしまっていますが・・・ホント、これでいいのだろうか? (謎)
このまま次回、 " メカ・シリーズ " 怒涛の最終回って展開もあるかもしれませんなぁ w ←アホかー!
きっと、時間に追われでもして・・・頭真っ白のパニック状態で執筆でもしたのでしょう。 ←ギクッ!!
ではでは、またここで~この時間に・・・またお会いすることにいたしましょう ♪ 」

※ 次回は、可愛い " 1号 " をたっぷりとご覧いただけるはずです・・・話が進むのかは謎ですけどね w
2010年04月09日
決意も新たに
依頼人であったカリンに別れを告げた " くれない "の前には、いつもそばにいてくれる頼れるパートナー、
謎の封印により創られしスーパー人造人間・・・アンドロイドの " 1号 " が、変わらぬ笑顔でそこにいた。
彼女は、いわゆる普通の人間ではない・・・だが、ある意味、人間以上に純粋であると言えるだろう。

※ 破天荒なくれないを、表から影からそっと支えてく・・・いい女房役であるが、怒ると手がつけられない w
ザーボンの秘書、カリンが見えなくなると、くれないはロン毛から元の髪型に戻った。
それを合図とばかりに、彼の目の前には・・・ツインテールにお洒落した可愛い " 1号 " の姿があった。
1号 「・・・彼女に、ちゃんとお別れ言えたか?」
くれない 「よせやい、相手は依頼者さまだぜ・・・それ以上でも、それ以下でもないさ。。。
まぁ、あのコスプレ・ショーがもう見れないってのは、心残りでちと残念なことだがなぁ~っ w 」
1号 「ぶー、そんくらいあたしがいつでもやってあげるのに!」
そう言って、身振り手振りで大げさにポーズをとってみせるお茶目さんなアンドロイド・・・1号。
くれない 「ははは、それはきっと " 萌えーっ ♪ " ~だろうなぁ。・・・ってな事を言ってられない事態な訳さ。
オレたちは、依頼人を守る義務ってのがあるからな、彼女には~誰かつけとくように手配しとくよ。」
1号 「あいあい、・・・そだね。」
いつになく真剣な面持ちのくれないに、1号もこれ以上は何も言えなかった。
一瞬、重苦しい雰囲気になった店内であったが、このふたりにそんなものは似合わないのである。
くれない 「・・・なんだ、そ、その髪型な、めっちゃ可愛いぞ。」
1号 「あい w 」
今日とびきり一番の笑顔で、1号は屈託なくそう返事するのであった。
・・・つづく。
ナレーション 「~何言ってんだろうね、このスットコドッコイ野郎は ♪ ・・・って事でこないだの続きっす w
これはおわかりだと思いますが、前回のお話 " ロン毛探偵 " の時にまとめて撮ったSSの後半です。
間に2本挟んだんで、そろそろ頃合いではないかと企み・・・しれっと使ってみた訳でございます ^^;
この " メカ・シリーズ " には、これまでたくさんの登場人物が入れ替わり立ち代り出演しておりまして、
ある意味、主人公不在な展開でありましたが、闇探偵くれないの介入でどうなりますのやら~っ (謎)
・・・ではでは、またここで、この時間に~またお会いすることにいたしましょう。」

※ すっかり出番がなくなってしまった当初のヒロイン " ユーズ " さて、ここからの巻き返しに期待っす ♪
謎の封印により創られしスーパー人造人間・・・アンドロイドの " 1号 " が、変わらぬ笑顔でそこにいた。
彼女は、いわゆる普通の人間ではない・・・だが、ある意味、人間以上に純粋であると言えるだろう。

※ 破天荒なくれないを、表から影からそっと支えてく・・・いい女房役であるが、怒ると手がつけられない w
ザーボンの秘書、カリンが見えなくなると、くれないはロン毛から元の髪型に戻った。
それを合図とばかりに、彼の目の前には・・・ツインテールにお洒落した可愛い " 1号 " の姿があった。
1号 「・・・彼女に、ちゃんとお別れ言えたか?」
くれない 「よせやい、相手は依頼者さまだぜ・・・それ以上でも、それ以下でもないさ。。。
まぁ、あのコスプレ・ショーがもう見れないってのは、心残りでちと残念なことだがなぁ~っ w 」
1号 「ぶー、そんくらいあたしがいつでもやってあげるのに!」
そう言って、身振り手振りで大げさにポーズをとってみせるお茶目さんなアンドロイド・・・1号。
くれない 「ははは、それはきっと " 萌えーっ ♪ " ~だろうなぁ。・・・ってな事を言ってられない事態な訳さ。
オレたちは、依頼人を守る義務ってのがあるからな、彼女には~誰かつけとくように手配しとくよ。」
1号 「あいあい、・・・そだね。」
いつになく真剣な面持ちのくれないに、1号もこれ以上は何も言えなかった。
一瞬、重苦しい雰囲気になった店内であったが、このふたりにそんなものは似合わないのである。
くれない 「・・・なんだ、そ、その髪型な、めっちゃ可愛いぞ。」
1号 「あい w 」
今日とびきり一番の笑顔で、1号は屈託なくそう返事するのであった。
・・・つづく。
ナレーション 「~何言ってんだろうね、このスットコドッコイ野郎は ♪ ・・・って事でこないだの続きっす w
これはおわかりだと思いますが、前回のお話 " ロン毛探偵 " の時にまとめて撮ったSSの後半です。
間に2本挟んだんで、そろそろ頃合いではないかと企み・・・しれっと使ってみた訳でございます ^^;
この " メカ・シリーズ " には、これまでたくさんの登場人物が入れ替わり立ち代り出演しておりまして、
ある意味、主人公不在な展開でありましたが、闇探偵くれないの介入でどうなりますのやら~っ (謎)
・・・ではでは、またここで、この時間に~またお会いすることにいたしましょう。」

※ すっかり出番がなくなってしまった当初のヒロイン " ユーズ " さて、ここからの巻き返しに期待っす ♪
2010年04月11日
あざむく者
UZシリーズの総開発責任者であるカボス博士を、闇探偵くれないは言葉巧みに誘い出し、
貸切りにしておいたスカイ・カフェのオープンテラスで・・・見事落ち合うことに成功したのである。
もちろん、博士にはちゃんとしたSPが数名ついており~厳戒態勢での会合であった訳なのだが・・・。

※ 見るからに偏屈さがうかがえる態度のカボス相手に・・・のらりくらり~と、会話をはぐらかすくれない。
案内されたテーブルにつくも、前屈姿勢で落ち着きがない様子のロボット工学権威・・・カボス博士。
カボス 「・・・で、キミが握っているというわたしの秘密っていうのは、いったい何の事なのかね?」
くれない 「まぁまぁ博士、そんな些細なこと~あとでもいいじゃないですか w 」
カボス 「何をふざけてるんだね!・・・わたしは忙しいんだ、こうしてなんかいられないってのに !?」
くれない 「それより、博士~とっておきの情報があるんですよ、あのネーブル女史の居場所についてのね。」
カボス 「なにっ、それは本当なのかね?・・・ネーブルくんは、彼女は、いったいどこにいるんだね!! 」
ますます平静ではいられなくなったのか、激しく身体をゆすったりして、かなりの興奮状態になるカボス。
くれない 「・・・博士は、失礼ながらまったく女心ってのをご理解されておりませんなぁ~なにゆえに、
聡明なネーブル女史が、姿をくらませたのか・・・その真実をわかっていらっしゃらないのだから。。。」
カボス 「な、何だね、失敬なヤツだなキミってものは・・・そ、それじゃ教えてもらおうではないか!」
くれない 「・・・ふふふ、いいですよ~ただし、タダでって訳にはいきませんけどねぇーっ ^^; 」
こうして、ある約束をとりつける事を条件に出して了承させ~、
カボスには当たり障りのない虚偽の内容を話し・・・まんまと信用させたのである。 ←ダメだろ!
・・・つづく。
ナレーション 「おいおい、それって犯罪じゃないんかーっ?・・・ってな事はさておいて w ←おくなよ!
ついに、というか・・・とうとう自由勝手気ままに動き出した様子の " 迷 " 探偵くれないであります (謎)
何を企んでいるのか、それとも、なーんも考えてないのか・・・まったくわからないのですが ^^;
まぁカボスに接近したのには、何かしらの理由があるのではないでしょうか~・・・たぶんですけどね ♪
・・・ではでは、またここで、この時間に~またお会いすることにいたしましょう。」

※ 実は、かなり長身なカボス・・・横にならぶと~くれないがまるで子供くらいにみえてしまいますねぇ w
貸切りにしておいたスカイ・カフェのオープンテラスで・・・見事落ち合うことに成功したのである。
もちろん、博士にはちゃんとしたSPが数名ついており~厳戒態勢での会合であった訳なのだが・・・。

※ 見るからに偏屈さがうかがえる態度のカボス相手に・・・のらりくらり~と、会話をはぐらかすくれない。
案内されたテーブルにつくも、前屈姿勢で落ち着きがない様子のロボット工学権威・・・カボス博士。
カボス 「・・・で、キミが握っているというわたしの秘密っていうのは、いったい何の事なのかね?」
くれない 「まぁまぁ博士、そんな些細なこと~あとでもいいじゃないですか w 」
カボス 「何をふざけてるんだね!・・・わたしは忙しいんだ、こうしてなんかいられないってのに !?」
くれない 「それより、博士~とっておきの情報があるんですよ、あのネーブル女史の居場所についてのね。」
カボス 「なにっ、それは本当なのかね?・・・ネーブルくんは、彼女は、いったいどこにいるんだね!! 」
ますます平静ではいられなくなったのか、激しく身体をゆすったりして、かなりの興奮状態になるカボス。
くれない 「・・・博士は、失礼ながらまったく女心ってのをご理解されておりませんなぁ~なにゆえに、
聡明なネーブル女史が、姿をくらませたのか・・・その真実をわかっていらっしゃらないのだから。。。」
カボス 「な、何だね、失敬なヤツだなキミってものは・・・そ、それじゃ教えてもらおうではないか!」
くれない 「・・・ふふふ、いいですよ~ただし、タダでって訳にはいきませんけどねぇーっ ^^; 」
こうして、ある約束をとりつける事を条件に出して了承させ~、
カボスには当たり障りのない虚偽の内容を話し・・・まんまと信用させたのである。 ←ダメだろ!
・・・つづく。
ナレーション 「おいおい、それって犯罪じゃないんかーっ?・・・ってな事はさておいて w ←おくなよ!
ついに、というか・・・とうとう自由勝手気ままに動き出した様子の " 迷 " 探偵くれないであります (謎)
何を企んでいるのか、それとも、なーんも考えてないのか・・・まったくわからないのですが ^^;
まぁカボスに接近したのには、何かしらの理由があるのではないでしょうか~・・・たぶんですけどね ♪
・・・ではでは、またここで、この時間に~またお会いすることにいたしましょう。」

※ 実は、かなり長身なカボス・・・横にならぶと~くれないがまるで子供くらいにみえてしまいますねぇ w
2010年04月18日
誓いの羊蹄山
かねてからの約束通り、小紅と会うためにくれないが呼び出された場所は・・・あの " 羊蹄山 " であった。
ニセコにそびえ立つ羊蹄山の姿は、とても雄大で・・・それを見るものを感嘆させるものがあるのだ。
小紅とここで会うのは、いつ以来になるのか~そう、あの日皆で集まった「羊蹄山の誓い」以来になるだろう。

※ こうして、この3人が揃うのも随分と久しぶりの事なのだが~見えない絆で結ばれた戦友と言えよう。
指定された時刻きっかり、羊蹄山の頂上に、・・・くれないと小紅は同時に姿をみせたのである。
くれない 「よぉ、久しぶりだよな・・・そのつんけんした顔も元気そうで何よりだぜ、小紅。」
小紅 「いきなりのご挨拶ね、くれないくん・・・あら、1号は一緒じゃなかったの?」
くれない 「あぁ、ちゃんと来てるさ・・・その辺でも、ぶらついてるんだろうぜ~気ままだからな w 」
1号 「あい?・・・呼んだか、小紅。」
ほどなく、頂上に3人目の1号が姿を現した・・・きっと近くには、ローズマリーも潜んでいる事だろう。
小紅 「・・・いつも大変ね、1号。。。くれないくんのお守りばっかりさせられちゃって ^^; 」
1号 「あいあい、問題ない・・・くれないは、こうみえて、けっこう " よい子 " さんだから。」
くれない 「・・・って、おいおい、オレは幼児扱いなのかよ!」
しばらく振りではあるが、これまでの経緯のおかげというか~すぐに昔のように戻れるそういう関係であった。
小紅 「じゃ、さっそくだけど、本題に入るわね・・・くれないくんが今追っかけてる件についての事だけど、
実は、うちの方でも追ってた~ある事件とかなり重複していることがわかったのよ。」
くれない 「・・・たしか、小紅んとこの里のもんも関係してるって話のやつか?」
小紅 「抜かりないのね・・・あの子は、いまのところ大丈夫だと思うけど、
念のため里からサポートを数人つけて様子をみているところよ。」
くれない 「そうだ・・・オレの依頼人だったザーボンの秘書のカリンさんの件だが・・・。」
小紅 「それも手配しておいたわ・・・いまは、りんどうくんが影となりガードしているはずだから大丈夫よ。」
くれない 「そうか、助かるよ・・・あいつなら巧くやってくれるだろうしな。」
小紅 「・・・くれないくん、あなたのいつものやり方では、危険の渦に飛び込んでいくようなものだわ。」
1号 「問題ないよ、あたしが守るから・・・。」
小紅 「そうね、たしかにそれは心強いことだけど・・・でもね、あの男をみくびっていてはダメよ。」
くれない 「・・・ん?~あの男っていったい誰のことだ、ザーボン・ヴァンペイユの事か?」
小紅 「いいえ、彼はまだ善良なものよ・・・あの男、 " ドリアン・モントーン " に比べたらね。」
くれない 「誰だ・・・その " ドリアン・モントーン " ってやつは?」
小紅 「一言でいうなら、戦争屋よ・・・ " 悪魔の武器商人 " と呼ばれているのだけど、
その実体は謎のベールに包まれていて、真の正体を知るものはほとんどいないと言われているわ。」
くれない 「そんな大物がこの件の黒幕だって言うのか・・・しかし、そんな名前聞いたことなかったが。。。」
小紅 「いくつもの名前や顔を持っているらしくて、その存在自体が半ば伝説と化している化け物よ。
それに、不可思議な能力を持っているという話もあって、歴史の裏に巣食う悪魔そのもののような人物ね。」
小紅の話す衝撃の内容によって、くれないは自分の知らない事実を知ることになった。
事態は、考えているよりもはるかに重くなっており、もはや予断を許さない状況であると言えるだろう。
くれない 「ちっ・・・このままじゃ、マジで世界大戦に突入しちまうって事かよ!」
~あの日、皆で固く誓いあったこの同じ羊蹄山のてっぺんで、想い新たに決意をするくれないである。
何も変わらない日常のはずが、ゆっくりとウィルスに侵されていくような、そんな感覚を覚えるのであった。
・・・つづく。
ナレーション 「・・・旧知の間柄である小紅から聞かされた話の内容は、くれないに重い衝撃を与えた。
あの " 闇の黙示録編 " 以降、世界は平和を取り戻したかにみえていたのだがどうやらそうではなかった。
・・・この世界を蝕もうとする " 病魔 " が~刻々と、人知れず闇の中で侵攻していたのである。
くれないとは違う、もうひとりの本編の主人公というか・・・ヒロインの " 小紅 " がついに登場致しました。
彼女には、重要な秘密があり・・・極めて強力なとある能力を有しています。 ※ 本編をご参照ください。
さてさて、この先どうなりますのやら~それは、書いてみないことにはわかりません ^^; ←おい!
ではでは・・・またここで、この時間に~またお会いすることにいたしましょう w 」

※ ある意味、怒らせると・・・超こわ~いという噂の小紅さんは、くれないも一目置く存在なのであります ♪
ニセコにそびえ立つ羊蹄山の姿は、とても雄大で・・・それを見るものを感嘆させるものがあるのだ。
小紅とここで会うのは、いつ以来になるのか~そう、あの日皆で集まった「羊蹄山の誓い」以来になるだろう。

※ こうして、この3人が揃うのも随分と久しぶりの事なのだが~見えない絆で結ばれた戦友と言えよう。
指定された時刻きっかり、羊蹄山の頂上に、・・・くれないと小紅は同時に姿をみせたのである。
くれない 「よぉ、久しぶりだよな・・・そのつんけんした顔も元気そうで何よりだぜ、小紅。」
小紅 「いきなりのご挨拶ね、くれないくん・・・あら、1号は一緒じゃなかったの?」
くれない 「あぁ、ちゃんと来てるさ・・・その辺でも、ぶらついてるんだろうぜ~気ままだからな w 」
1号 「あい?・・・呼んだか、小紅。」
ほどなく、頂上に3人目の1号が姿を現した・・・きっと近くには、ローズマリーも潜んでいる事だろう。
小紅 「・・・いつも大変ね、1号。。。くれないくんのお守りばっかりさせられちゃって ^^; 」
1号 「あいあい、問題ない・・・くれないは、こうみえて、けっこう " よい子 " さんだから。」
くれない 「・・・って、おいおい、オレは幼児扱いなのかよ!」
しばらく振りではあるが、これまでの経緯のおかげというか~すぐに昔のように戻れるそういう関係であった。
小紅 「じゃ、さっそくだけど、本題に入るわね・・・くれないくんが今追っかけてる件についての事だけど、
実は、うちの方でも追ってた~ある事件とかなり重複していることがわかったのよ。」
くれない 「・・・たしか、小紅んとこの里のもんも関係してるって話のやつか?」
小紅 「抜かりないのね・・・あの子は、いまのところ大丈夫だと思うけど、
念のため里からサポートを数人つけて様子をみているところよ。」
くれない 「そうだ・・・オレの依頼人だったザーボンの秘書のカリンさんの件だが・・・。」
小紅 「それも手配しておいたわ・・・いまは、りんどうくんが影となりガードしているはずだから大丈夫よ。」
くれない 「そうか、助かるよ・・・あいつなら巧くやってくれるだろうしな。」
小紅 「・・・くれないくん、あなたのいつものやり方では、危険の渦に飛び込んでいくようなものだわ。」
1号 「問題ないよ、あたしが守るから・・・。」
小紅 「そうね、たしかにそれは心強いことだけど・・・でもね、あの男をみくびっていてはダメよ。」
くれない 「・・・ん?~あの男っていったい誰のことだ、ザーボン・ヴァンペイユの事か?」
小紅 「いいえ、彼はまだ善良なものよ・・・あの男、 " ドリアン・モントーン " に比べたらね。」
くれない 「誰だ・・・その " ドリアン・モントーン " ってやつは?」
小紅 「一言でいうなら、戦争屋よ・・・ " 悪魔の武器商人 " と呼ばれているのだけど、
その実体は謎のベールに包まれていて、真の正体を知るものはほとんどいないと言われているわ。」
くれない 「そんな大物がこの件の黒幕だって言うのか・・・しかし、そんな名前聞いたことなかったが。。。」
小紅 「いくつもの名前や顔を持っているらしくて、その存在自体が半ば伝説と化している化け物よ。
それに、不可思議な能力を持っているという話もあって、歴史の裏に巣食う悪魔そのもののような人物ね。」
小紅の話す衝撃の内容によって、くれないは自分の知らない事実を知ることになった。
事態は、考えているよりもはるかに重くなっており、もはや予断を許さない状況であると言えるだろう。
くれない 「ちっ・・・このままじゃ、マジで世界大戦に突入しちまうって事かよ!」
~あの日、皆で固く誓いあったこの同じ羊蹄山のてっぺんで、想い新たに決意をするくれないである。
何も変わらない日常のはずが、ゆっくりとウィルスに侵されていくような、そんな感覚を覚えるのであった。
・・・つづく。
ナレーション 「・・・旧知の間柄である小紅から聞かされた話の内容は、くれないに重い衝撃を与えた。
あの " 闇の黙示録編 " 以降、世界は平和を取り戻したかにみえていたのだがどうやらそうではなかった。
・・・この世界を蝕もうとする " 病魔 " が~刻々と、人知れず闇の中で侵攻していたのである。
くれないとは違う、もうひとりの本編の主人公というか・・・ヒロインの " 小紅 " がついに登場致しました。
彼女には、重要な秘密があり・・・極めて強力なとある能力を有しています。 ※ 本編をご参照ください。
さてさて、この先どうなりますのやら~それは、書いてみないことにはわかりません ^^; ←おい!
ではでは・・・またここで、この時間に~またお会いすることにいたしましょう w 」

※ ある意味、怒らせると・・・超こわ~いという噂の小紅さんは、くれないも一目置く存在なのであります ♪
2010年04月19日
ローズマリーの香り
羊蹄山をあとにした小紅は、いくつかあるアジトのひとつに戻り、ローズマリーと作戦を練ることにした。
ローズマリーは、小紅より少し年上の家臣で~姫である小紅に幼い頃からずっとそばで仕え、
まるで本当の姉妹のように育ってきた間柄なのだが、その真の目的はいざという時の " 影武者 " なのだ。

※ 主従関係ではあるが~ふたりはとても仲がよく・・・互いに信頼していて、抜群のチームワークを持つ。
いつものように、主に対する礼節を持って真摯に控えるローズマリー。
小紅 「いいのよ、ローズマリー・・・ふたりの時くらい、そんな事しなくたって。。。」
ローズマリー 「いえ、姫さま・・・こういう時だからこそ、きちんとけじめをつけませんと。」
小紅 「・・・はいはい、まったくお姉さんは言い出したら聞かないんだから w
あたしね、幼い頃からだけど・・・あなたのそばにいてその匂いを嗅いでいると、とても安心するの。」
そう言いながら、小紅は他人には見せない程の笑顔でローズマリーに接するのだ。
小紅 「でね、・・・あたしはちょっとやらないといけない事があるんで、しばらく姿を消したいのよ。」
ローズマリー 「・・・御意。」
小紅 「それで、悪いんだけど・・・また例のヤツ頼みたいのよ、お願いね・・・ローズマリー。」
ローズマリー 「はっ、何なりと、姫さまの仰せのままに・・・!」
その返事が合図となり、ローズマリーの姿は・・・一瞬のうちに、小紅そっくりの姿になったのだ。
・・・これが、ローズマリーが小紅の " 影武者 " である本当の所以なのである。
ローズマリー 「姫さま、くれぐれも無茶をなさらないでくださいませ。」
小紅 「大丈夫よ、くれないくんみたいな反面教師がちゃんといるんだしね w 」
・・・つづく。
ナレーション 「・・・前回に続いて小紅さんの登場ですが、今回は、ローズマリーもちゃんといます w
さて、そのローズマリーと小紅の関係は、何度も書いていますが、ずばり主従関係でございます。
ローズマリーは、凄腕の " くのいち " で・・・小紅のためなら、その命さえ犠牲にする事も厭いません。
今回証明されたのは、同じスキンにしてしまうと~本当に区別がつかないくらい似てると言う事です ^^;
ふたりとも、シェイプは微妙に変えていますので・・・同じものではないのですけどねぇ~っ (謎)
ではでは、またここで・・・この時間に~お会いすることにいたしましょう。」

※ 並んでみると、本当の姉妹のように~というか、同じ人って言われても納得してしまうほどですなぁ w
ローズマリーは、小紅より少し年上の家臣で~姫である小紅に幼い頃からずっとそばで仕え、
まるで本当の姉妹のように育ってきた間柄なのだが、その真の目的はいざという時の " 影武者 " なのだ。

※ 主従関係ではあるが~ふたりはとても仲がよく・・・互いに信頼していて、抜群のチームワークを持つ。
いつものように、主に対する礼節を持って真摯に控えるローズマリー。
小紅 「いいのよ、ローズマリー・・・ふたりの時くらい、そんな事しなくたって。。。」
ローズマリー 「いえ、姫さま・・・こういう時だからこそ、きちんとけじめをつけませんと。」
小紅 「・・・はいはい、まったくお姉さんは言い出したら聞かないんだから w
あたしね、幼い頃からだけど・・・あなたのそばにいてその匂いを嗅いでいると、とても安心するの。」
そう言いながら、小紅は他人には見せない程の笑顔でローズマリーに接するのだ。
小紅 「でね、・・・あたしはちょっとやらないといけない事があるんで、しばらく姿を消したいのよ。」
ローズマリー 「・・・御意。」
小紅 「それで、悪いんだけど・・・また例のヤツ頼みたいのよ、お願いね・・・ローズマリー。」
ローズマリー 「はっ、何なりと、姫さまの仰せのままに・・・!」
その返事が合図となり、ローズマリーの姿は・・・一瞬のうちに、小紅そっくりの姿になったのだ。
・・・これが、ローズマリーが小紅の " 影武者 " である本当の所以なのである。
ローズマリー 「姫さま、くれぐれも無茶をなさらないでくださいませ。」
小紅 「大丈夫よ、くれないくんみたいな反面教師がちゃんといるんだしね w 」
・・・つづく。
ナレーション 「・・・前回に続いて小紅さんの登場ですが、今回は、ローズマリーもちゃんといます w
さて、そのローズマリーと小紅の関係は、何度も書いていますが、ずばり主従関係でございます。
ローズマリーは、凄腕の " くのいち " で・・・小紅のためなら、その命さえ犠牲にする事も厭いません。
今回証明されたのは、同じスキンにしてしまうと~本当に区別がつかないくらい似てると言う事です ^^;
ふたりとも、シェイプは微妙に変えていますので・・・同じものではないのですけどねぇ~っ (謎)
ではでは、またここで・・・この時間に~お会いすることにいたしましょう。」

※ 並んでみると、本当の姉妹のように~というか、同じ人って言われても納得してしまうほどですなぁ w
2010年04月20日
来たのは誰だ?
ひっそりとした郊外に、さりげなく建つ白い建物・・・それは、くれないたちの隠れ家のひとつである。
不便ではあるが、不定期に居住場所を変えているのが現状である。。。もちろん、安全対策のためにだ。
いまはチーム単位で行動するので、お互いがどこにいるのかまでは、実はわからない仕組みになっていた。

※ 深夜近く、くれないと1号の隠れ家へとひとりやって来たのは~探偵長ともいえる小紅のようであった。
その今夜の居場所も・・・特に教えていた訳ではないのだが、
ほんの数時間前、羊蹄山で別れたばかりのはずの小紅が、突然単独で訪れたのである。
気配を察知した1号が玄関先を覗いてみると、そこには見知った女性の姿があった。
1号 「くれない、めずらしいお客さんが来たよ w 」
くれない 「・・・あん?・・・誰だよ、こんな時間に。。。ってもう真夜中じゃねぇか。」
小紅 「あら、さっきぶりね~くれないくん。」
やって来たのは、いつもクールなお姫さま・・・あの小紅だったのだ。
くれない 「よぉ、どした・・・こんな時間に来訪するなんて、まぁ座れよ~独り寝がさみしくなったのか?」
小紅 「ふふふ、だったら、くれないくんが一緒に添い寝でもしてくれるのかしら~?
でも遠慮しとくわね・・・そこにいる1号怒らせちゃったら~とっても大変だもの w 」
1号 「ぶーっ!」
可愛く地団駄を踏む1号の頭の上で、カビバラが不気味に微笑んだように見えた。
くれない 「ふっ、だったら本当の用件を言えばいいのさ・・・そうだろ、ローズマリー?」
小紅 「・・・つまらないですわ、くれないさま。。。すぐおわかりになりましたか?」
そういいながら、頭上のカエルの両目を妖しく煌かせ・・・小紅からローズマリーの姿へと戻っていく。
くれない 「いや、身のこなしからしゃべり方・・・その匂いまでも、小紅そのものだったんだが、
なんというかな、あいつはローズマリーのような内なる優しさはないんだよなぁ ^^; 」
ローズマリー 「・・・そうですか、まだまだ修行不足であると痛感致しました、申し訳ありません。」
1号 「そんな微妙な難癖、言うのはくれないくらいだよ w 」
ローズマリー 「いえ、やはり・・・くれないさまと姫さまは、絆がお深いのだと思います。」
それを聞いて、再び地団駄を踏む1号をなだめつつ、くれないはローズマリーに問いかけた。
くれない 「それより、用があって来たんだろ~聞こうじゃないか、話してくれよ。」
ローズマリー 「はい、実は・・・姫さまは単身あのお方のもとへ、参る決断をなされました。」
くれない 「・・・あのお方っていうと、そっか、伯爵さまのところへ行こうって言うんだな?
まぁ、ふたりの関係から言えば・・・知らない間柄でもない訳だし、充分あり得る事なんだが。。。」
ローズマリー 「今回の件で、姫さまもご覚悟をなさいまして、ひとりで修行されるのではないかと・・・!」
くれない 「そっか、そこまでの覚悟がいるってことだよな・・・あの " ドリアン・モントーン " ってやつは。」
ローズマリー 「・・・つきましては、くれないさまも是非、ご一緒にどうかと思いまして。」
そういって、めずらしくにっこりと微笑んだローズマリー・・・明らかに楽しんでいる様子だった。
くれない 「ダメだ!・・・それだけは勘弁してくれ、オレは諸事情により~あの方に頭上がらないし、
あそこでの修行ってたら、それこそ何度も死ぬ破目になった挙句・・・お先真っ暗なんだぞ !?」
相当にイヤなのだろう、言ってる内容が支離滅裂になってしまってるくれない~必死なのである (謎)
ローズマリー 「それはとても残念です・・・では、今夜はこれにて失礼致しますね。」
すっかりからかわれてしまったようだが、小紅たちの覚悟の程はよく伝わった。
くれない 「んじゃ、オレたちも気張っていくとすっかな・・・おまえに任せた~頼んだぞ、1号!」
1号 「あいあい w 」
・・・ったく、わかってんだか、なんだか~よくわからないのが、この闇探偵くれないなのであった。
・・・つづく。
ナレーション 「・・・おぉ、なんと今回は~ローズマリーの意外な一面がみれてしまいましたなぁ w
いつものは寡黙で控えめな存在だったのですが・・・こんな茶目っ気もあったんですねぇ ^^;
小紅はどうやら・・・あの伯爵のところへ出向くようでありますが~何が目的なのでしょうか (謎)
きっと、作者さまは行き当たりばったりなので・・・何も考えてはないと思っていてくださいませ ♪
ではでは、またここで~この時間に・・・またお会いいたしましょう。」

※ くれない&1号&影武者版:小紅~の記念3ショットっす・・・いや~スキンって凄いもんですなぁ (謎)
不便ではあるが、不定期に居住場所を変えているのが現状である。。。もちろん、安全対策のためにだ。
いまはチーム単位で行動するので、お互いがどこにいるのかまでは、実はわからない仕組みになっていた。

※ 深夜近く、くれないと1号の隠れ家へとひとりやって来たのは~探偵長ともいえる小紅のようであった。
その今夜の居場所も・・・特に教えていた訳ではないのだが、
ほんの数時間前、羊蹄山で別れたばかりのはずの小紅が、突然単独で訪れたのである。
気配を察知した1号が玄関先を覗いてみると、そこには見知った女性の姿があった。
1号 「くれない、めずらしいお客さんが来たよ w 」
くれない 「・・・あん?・・・誰だよ、こんな時間に。。。ってもう真夜中じゃねぇか。」
小紅 「あら、さっきぶりね~くれないくん。」
やって来たのは、いつもクールなお姫さま・・・あの小紅だったのだ。
くれない 「よぉ、どした・・・こんな時間に来訪するなんて、まぁ座れよ~独り寝がさみしくなったのか?」
小紅 「ふふふ、だったら、くれないくんが一緒に添い寝でもしてくれるのかしら~?
でも遠慮しとくわね・・・そこにいる1号怒らせちゃったら~とっても大変だもの w 」
1号 「ぶーっ!」
可愛く地団駄を踏む1号の頭の上で、カビバラが不気味に微笑んだように見えた。
くれない 「ふっ、だったら本当の用件を言えばいいのさ・・・そうだろ、ローズマリー?」
小紅 「・・・つまらないですわ、くれないさま。。。すぐおわかりになりましたか?」
そういいながら、頭上のカエルの両目を妖しく煌かせ・・・小紅からローズマリーの姿へと戻っていく。
くれない 「いや、身のこなしからしゃべり方・・・その匂いまでも、小紅そのものだったんだが、
なんというかな、あいつはローズマリーのような内なる優しさはないんだよなぁ ^^; 」
ローズマリー 「・・・そうですか、まだまだ修行不足であると痛感致しました、申し訳ありません。」
1号 「そんな微妙な難癖、言うのはくれないくらいだよ w 」
ローズマリー 「いえ、やはり・・・くれないさまと姫さまは、絆がお深いのだと思います。」
それを聞いて、再び地団駄を踏む1号をなだめつつ、くれないはローズマリーに問いかけた。
くれない 「それより、用があって来たんだろ~聞こうじゃないか、話してくれよ。」
ローズマリー 「はい、実は・・・姫さまは単身あのお方のもとへ、参る決断をなされました。」
くれない 「・・・あのお方っていうと、そっか、伯爵さまのところへ行こうって言うんだな?
まぁ、ふたりの関係から言えば・・・知らない間柄でもない訳だし、充分あり得る事なんだが。。。」
ローズマリー 「今回の件で、姫さまもご覚悟をなさいまして、ひとりで修行されるのではないかと・・・!」
くれない 「そっか、そこまでの覚悟がいるってことだよな・・・あの " ドリアン・モントーン " ってやつは。」
ローズマリー 「・・・つきましては、くれないさまも是非、ご一緒にどうかと思いまして。」
そういって、めずらしくにっこりと微笑んだローズマリー・・・明らかに楽しんでいる様子だった。
くれない 「ダメだ!・・・それだけは勘弁してくれ、オレは諸事情により~あの方に頭上がらないし、
あそこでの修行ってたら、それこそ何度も死ぬ破目になった挙句・・・お先真っ暗なんだぞ !?」
相当にイヤなのだろう、言ってる内容が支離滅裂になってしまってるくれない~必死なのである (謎)
ローズマリー 「それはとても残念です・・・では、今夜はこれにて失礼致しますね。」
すっかりからかわれてしまったようだが、小紅たちの覚悟の程はよく伝わった。
くれない 「んじゃ、オレたちも気張っていくとすっかな・・・おまえに任せた~頼んだぞ、1号!」
1号 「あいあい w 」
・・・ったく、わかってんだか、なんだか~よくわからないのが、この闇探偵くれないなのであった。
・・・つづく。
ナレーション 「・・・おぉ、なんと今回は~ローズマリーの意外な一面がみれてしまいましたなぁ w
いつものは寡黙で控えめな存在だったのですが・・・こんな茶目っ気もあったんですねぇ ^^;
小紅はどうやら・・・あの伯爵のところへ出向くようでありますが~何が目的なのでしょうか (謎)
きっと、作者さまは行き当たりばったりなので・・・何も考えてはないと思っていてくださいませ ♪
ではでは、またここで~この時間に・・・またお会いいたしましょう。」

※ くれない&1号&影武者版:小紅~の記念3ショットっす・・・いや~スキンって凄いもんですなぁ (謎)
2010年04月23日
蘇える古代機械
いつの頃からそこにあったのか誰も知らない・・・いまは、朽ち果てて動くことのない錆びついたメタルの塊。
そこに霧と共に、ヤツがやってきた~そう彼の名は " ドリアン・モントーン " ~通称、悪魔の武器商人だ。
ドリアンは、黄昏を連れてこの謎の古代機械が静かに眠る・・・束の間の安息地へと姿をみせたのだった。

※ ドリアンは、不可思議な能力を使い~ " 眠れる獅子 " であった超古代のマシーンを蘇えらせたのだ!
朽ち果てていたはずの古代機械であったが、ドリアンが近づくと・・・まるで主が現れたかの如く、
鈍い振動をし始め、・・・そして、瞬く間に錆びついてた衣を脱ぎ捨て~輝くボディを取り戻したのである。
さらに紅い " MAXモード " へと変化をみせ、みなぎるエネルギーを遺憾なく発揮させてみせたのだ。
最終的には、何故か人間サイズまで縮小し・・・コンパクトな大きさになってみせたのだった・・・。
これらは全て、ドリアンの呼びかけに呼応するかのように、古代機械が反応した結果であると言えよう。
この古代マシーンは、太古の昔開発された戦闘殺戮兵器で・・・そのあまりの破壊力に、
時の権力者さえも恐れおののき、厳重に地中深くへと " 封印 " された超文明の忌まわしき遺産である。
・・・それが、気の遠くなるほど長い年月を経て、いつしか地上へと姿をみせたもののようだ (謎)
おそらく、それをドリアンが古い文献から探し当て、そして起動させた・・・という事だろう。
いまのところ、はっきりとした原理はわからないが、ドリアンの力で自在に変化できるようである。
・・・つづく。
ナレーション 「・・・ついに、登場しました~悪魔の武器商人こと、 " ドリアン・モントーン " さまです。
なんだかさっぱりわからない不可思議な能力を使って・・・古代機械の " 封印 " を解いてしまいました w
このお話の世界には、実に様々な " 封印 " と呼ばれるものが存在しておるのですが、
総じて、危険なものと相場が決まっております~それを、次々に開封されていったとしたら・・・ !! (謎)
それこそ、世界大戦へと導く破壊の道具にされてしまうでしょう。。。げに恐ろしき事でございます ^^;
~さて、くれないたちは・・・このドリアンの行動を未然に喰い止める事ができるのでしょうか?
ではでは、またここで~この時間に・・・お会いすることにいたしましょう。」

※ 見学に来てた1号も一緒に、撮影終了後の記念写真をパチリ!・・・はぁ、のどかなもんっすね~っ w
そこに霧と共に、ヤツがやってきた~そう彼の名は " ドリアン・モントーン " ~通称、悪魔の武器商人だ。
ドリアンは、黄昏を連れてこの謎の古代機械が静かに眠る・・・束の間の安息地へと姿をみせたのだった。

※ ドリアンは、不可思議な能力を使い~ " 眠れる獅子 " であった超古代のマシーンを蘇えらせたのだ!
朽ち果てていたはずの古代機械であったが、ドリアンが近づくと・・・まるで主が現れたかの如く、
鈍い振動をし始め、・・・そして、瞬く間に錆びついてた衣を脱ぎ捨て~輝くボディを取り戻したのである。
さらに紅い " MAXモード " へと変化をみせ、みなぎるエネルギーを遺憾なく発揮させてみせたのだ。
最終的には、何故か人間サイズまで縮小し・・・コンパクトな大きさになってみせたのだった・・・。
これらは全て、ドリアンの呼びかけに呼応するかのように、古代機械が反応した結果であると言えよう。
この古代マシーンは、太古の昔開発された戦闘殺戮兵器で・・・そのあまりの破壊力に、
時の権力者さえも恐れおののき、厳重に地中深くへと " 封印 " された超文明の忌まわしき遺産である。
・・・それが、気の遠くなるほど長い年月を経て、いつしか地上へと姿をみせたもののようだ (謎)
おそらく、それをドリアンが古い文献から探し当て、そして起動させた・・・という事だろう。
いまのところ、はっきりとした原理はわからないが、ドリアンの力で自在に変化できるようである。
・・・つづく。
ナレーション 「・・・ついに、登場しました~悪魔の武器商人こと、 " ドリアン・モントーン " さまです。
なんだかさっぱりわからない不可思議な能力を使って・・・古代機械の " 封印 " を解いてしまいました w
このお話の世界には、実に様々な " 封印 " と呼ばれるものが存在しておるのですが、
総じて、危険なものと相場が決まっております~それを、次々に開封されていったとしたら・・・ !! (謎)
それこそ、世界大戦へと導く破壊の道具にされてしまうでしょう。。。げに恐ろしき事でございます ^^;
~さて、くれないたちは・・・このドリアンの行動を未然に喰い止める事ができるのでしょうか?
ではでは、またここで~この時間に・・・お会いすることにいたしましょう。」

※ 見学に来てた1号も一緒に、撮影終了後の記念写真をパチリ!・・・はぁ、のどかなもんっすね~っ w
2010年04月25日
真珠の輝き
ここは、とある自然公園の中・・・白タキシード男が、同じムー財団のエージェントと待ち合わせをしていた。
その相手は、コードネームを " パール " という金髪の女性で・・・やはり諜報活動に長けており、
エージェントのコマンダーである " ゆーいち " に定時報告の為、この場所へとやってきた訳なのである。

※ 年齢不詳のコマンダー・ゆーいちと女スパイのエージェント・パールは華麗なステップで舞うのだ。
くれないたちの介入もあり、ここ最近あわただしくなっている状況を、
どこか楽しんでいる様子の白いタキシード男、・・・コマンダー・ゆーいちであった。
彼は、数名からなる " エージェント・チーム " を任されており、それを統括する立場にある。
たとえば、マチコのような戦闘に優れた者や、このパールのように情報収集が得意な者、様々いるのだが、
そのメンバーたちに的確な指令を出して、財団の利益になるようにするのがコマンダーの役目だと言えよう。
パールも以前、某国の諜報機関に所属していたエキスパートだったが、財団に引き抜きされた形になる。
いわゆる、名前も姿も・・・過去さえも捨てて、エージェントとして生まれ変わったひとりだと言うことだ。
ゆーいち 「・・・やぁ、お待ちしてましたよミス・パール。。。相変わらずお綺麗でいらっしゃる。」
パール 「まぁ、コマンダーこそ~よくお似合いですことよ・・・その白いタキシード姿が ♪ 」
ゆーいち 「はっはっはっ、これはまいったなぁ・・・普通に本気にしちゃいますよ。。。おっと、
残念なのですが、そうも言ってられない立場でして~さっそくですが、現状を報告していただきましょう。」
パール 「えぇ、もちろん了解しましてよ。」
そんな短いやりとりの後、パールは要点をささっとまとめて報告し、最後にUSBメモリを手渡した。
とかく原始的な方法だとは思うが、実際問題・・・一番確実なやり方であるとも言えるだろう。
ゆーいち 「ふむ、なるほどね・・・わかりました、では引き続き任務にあたってください。」
パール 「・・・はい、引き続き任務を遂行いたします。」
ふたりの事務的な会話を尻目に、目の前の池では~1羽の白鳥がどこ吹く風とばかりに優雅に泳いでいた。
ゆーいち 「そうだ、せっかくの機会です・・・1曲おつきあい願えませんか?」
パール 「・・・まぁ、よろしくってよ~あたくしでいいのなら。。。うふふ、光栄ですわ、コマンダー。」
その場で手に手をとったふたりは、軽快にステップを踏み・・・すべるようにダンスを興じ始めた。
時にやさしく~時に激しく情熱的に踊るふたりの姿は・・・まるで恋人同士のようにも見えるのであった。
・・・つづく。
ナレーション 「・・・過去をも捨てた女スパイ、エージェント・パールの登場編なのでございます。
ってか、また新キャラですか~やれやれどうすんだよって事ですなぁ・・・もう " いとおかし " っすよ ^^;
もやは、新キャラを出すために・・・このシリーズがあるといっても、過言ではないでしょう w ←おい!
そんな訳で、またもやちっともストーリーが進展しませんが~あしからず、ご了承くださいませっす ♪
・・・さて、作者さまは今頃、いったいどこにいるのでしょう? 答え:高知県のはず (謎)
ではでは、またここで・・・この時間に~お会いすることにいたしましょう w 」

※ どうした、ゆーいち?・・・まさか立場を悪用してパール嬢を狙っているのか !?~職権乱用だぞ!! !
その相手は、コードネームを " パール " という金髪の女性で・・・やはり諜報活動に長けており、
エージェントのコマンダーである " ゆーいち " に定時報告の為、この場所へとやってきた訳なのである。

※ 年齢不詳のコマンダー・ゆーいちと女スパイのエージェント・パールは華麗なステップで舞うのだ。
くれないたちの介入もあり、ここ最近あわただしくなっている状況を、
どこか楽しんでいる様子の白いタキシード男、・・・コマンダー・ゆーいちであった。
彼は、数名からなる " エージェント・チーム " を任されており、それを統括する立場にある。
たとえば、マチコのような戦闘に優れた者や、このパールのように情報収集が得意な者、様々いるのだが、
そのメンバーたちに的確な指令を出して、財団の利益になるようにするのがコマンダーの役目だと言えよう。
パールも以前、某国の諜報機関に所属していたエキスパートだったが、財団に引き抜きされた形になる。
いわゆる、名前も姿も・・・過去さえも捨てて、エージェントとして生まれ変わったひとりだと言うことだ。
ゆーいち 「・・・やぁ、お待ちしてましたよミス・パール。。。相変わらずお綺麗でいらっしゃる。」
パール 「まぁ、コマンダーこそ~よくお似合いですことよ・・・その白いタキシード姿が ♪ 」
ゆーいち 「はっはっはっ、これはまいったなぁ・・・普通に本気にしちゃいますよ。。。おっと、
残念なのですが、そうも言ってられない立場でして~さっそくですが、現状を報告していただきましょう。」
パール 「えぇ、もちろん了解しましてよ。」
そんな短いやりとりの後、パールは要点をささっとまとめて報告し、最後にUSBメモリを手渡した。
とかく原始的な方法だとは思うが、実際問題・・・一番確実なやり方であるとも言えるだろう。
ゆーいち 「ふむ、なるほどね・・・わかりました、では引き続き任務にあたってください。」
パール 「・・・はい、引き続き任務を遂行いたします。」
ふたりの事務的な会話を尻目に、目の前の池では~1羽の白鳥がどこ吹く風とばかりに優雅に泳いでいた。
ゆーいち 「そうだ、せっかくの機会です・・・1曲おつきあい願えませんか?」
パール 「・・・まぁ、よろしくってよ~あたくしでいいのなら。。。うふふ、光栄ですわ、コマンダー。」
その場で手に手をとったふたりは、軽快にステップを踏み・・・すべるようにダンスを興じ始めた。
時にやさしく~時に激しく情熱的に踊るふたりの姿は・・・まるで恋人同士のようにも見えるのであった。
・・・つづく。
ナレーション 「・・・過去をも捨てた女スパイ、エージェント・パールの登場編なのでございます。
ってか、また新キャラですか~やれやれどうすんだよって事ですなぁ・・・もう " いとおかし " っすよ ^^;
もやは、新キャラを出すために・・・このシリーズがあるといっても、過言ではないでしょう w ←おい!
そんな訳で、またもやちっともストーリーが進展しませんが~あしからず、ご了承くださいませっす ♪
・・・さて、作者さまは今頃、いったいどこにいるのでしょう? 答え:高知県のはず (謎)
ではでは、またここで・・・この時間に~お会いすることにいたしましょう w 」

※ どうした、ゆーいち?・・・まさか立場を悪用してパール嬢を狙っているのか !?~職権乱用だぞ!! !
2010年06月03日
カラクリ仕掛けのドール
その人形はとうに朽ち果て遺棄された~元は戦闘用に開発されたバトル・ドールの一種だと思われるが、
それをどこからか~ " あの男 " がみつけて来て・・・この薄暗く異様に怪しい実験室まで~運び込んだのだ。
その男こそ、かの「闇の黙示録編」の真の鍵を握っていた・・・あの魔人 " ボルド " その人なのであった!!

※ マスター・ボルドにより新たな生命を吹き込まれたカラクリ人形~彼女は " マリー " と名づけられた。
人形は打ち捨てられ泣いていた・・・端からデータを取る為だけの実験体に過ぎなかったからだ。
そして、その役目を終えた時、彼女を待っていたのは・・・中身を抜かれ無残な廃棄物と化す運命だったのだ。
数多くの過酷な実験を、身体中がボロボロになるまで繰り返され~そして、最後には廃棄処分となった。
その悲しい魂の叫びが、あのボルドに届いたのだろうか?~彼は彼女を見つけ出し、持ち帰ったのである。
何がどう、彼の心を動かしたのかは不明だが・・・ボルドはこの朽ち果てた人形を蘇えらせることにしたのだ。
ボルド 「もう泣かなくてもいいんだよ・・・キミは生まれ変わったのだ、さぁ、立ち上がりなさい。」
彼は、以前にも " ちょび1号 " や " ~2号 " をアイリスを影から操って創り上げたという経緯があった。
今回もその謎の能力を使って、彼女のボディに色々なカラクリを仕掛け~
そこにいくつかの封印を施し・・・半永久的に稼動することが可能となる " 精巧な人形 " として、
いや~限りなく人間に近い擬似生命体として、新たに誕生させたであろうことは想像に難くないことだ。
ボルド 「そうだねぇ、名前が必要になるな・・・そうだ、キミはいまから " マリー " と名乗りたまえ。」
マリー 「はい、マスター・ボルド・・・わたしの名前は " マリー " です。」
ボルドの不可思議な実力を持ってすれば、彼女の皮膚のひび割れた跡や、
背中に取り付けられたこれ見よがしな巨大ゼンマイなど無くすことはとても簡単であっただろう。
しかし、あえて残したのには~やはり何かしら意味があるに違いないと言える。
・・・こうして、マリーは忌まわしい過去と決別して、新たな人生を歩むことになった。
だが、この先にまだ何が待ち構えているのかも、全くわからないままの状態なのである・・・
そんな彼女の未来を、唯一理解している者がいるとすれば~それはこの " ボルド " だけに他ならない。
・・・つづく。
ナレーション 「・・・闇の黙示録編以降、消息がわかっていなかった " 大物 " のひとりがついに登場です。
あの恐るべき実力の持ち主~マスター・ボルドは、やはり無事に生きていたようでありました ^^;
・・・このまま、この世界はまた一歩ずつ~破滅へと突き進んでいくのでしょうか? (謎)
ボルドが新たに創り出したカラクリ・ドールの " マリー " は、あの1号や2号に匹敵するほど、
いや、それらをも凌駕する能力を有する可能性も低くはありません !? ←超絶した人形ってこと?
さてさてこの先、いったいどうなっていくのでしょうか~さっぱり、わかりません w ←おいおい
ではでは、またここで・・・この時間に~まったりとお会いすることにいたしましょう ♪ 」

※ 解き放たれたマリオネット " マリー " ~もう誰も彼女を束縛し、自由を奪う事などできないのである!
それをどこからか~ " あの男 " がみつけて来て・・・この薄暗く異様に怪しい実験室まで~運び込んだのだ。
その男こそ、かの「闇の黙示録編」の真の鍵を握っていた・・・あの魔人 " ボルド " その人なのであった!!

※ マスター・ボルドにより新たな生命を吹き込まれたカラクリ人形~彼女は " マリー " と名づけられた。
人形は打ち捨てられ泣いていた・・・端からデータを取る為だけの実験体に過ぎなかったからだ。
そして、その役目を終えた時、彼女を待っていたのは・・・中身を抜かれ無残な廃棄物と化す運命だったのだ。
数多くの過酷な実験を、身体中がボロボロになるまで繰り返され~そして、最後には廃棄処分となった。
その悲しい魂の叫びが、あのボルドに届いたのだろうか?~彼は彼女を見つけ出し、持ち帰ったのである。
何がどう、彼の心を動かしたのかは不明だが・・・ボルドはこの朽ち果てた人形を蘇えらせることにしたのだ。
ボルド 「もう泣かなくてもいいんだよ・・・キミは生まれ変わったのだ、さぁ、立ち上がりなさい。」
彼は、以前にも " ちょび1号 " や " ~2号 " をアイリスを影から操って創り上げたという経緯があった。
今回もその謎の能力を使って、彼女のボディに色々なカラクリを仕掛け~
そこにいくつかの封印を施し・・・半永久的に稼動することが可能となる " 精巧な人形 " として、
いや~限りなく人間に近い擬似生命体として、新たに誕生させたであろうことは想像に難くないことだ。
ボルド 「そうだねぇ、名前が必要になるな・・・そうだ、キミはいまから " マリー " と名乗りたまえ。」
マリー 「はい、マスター・ボルド・・・わたしの名前は " マリー " です。」
ボルドの不可思議な実力を持ってすれば、彼女の皮膚のひび割れた跡や、
背中に取り付けられたこれ見よがしな巨大ゼンマイなど無くすことはとても簡単であっただろう。
しかし、あえて残したのには~やはり何かしら意味があるに違いないと言える。
・・・こうして、マリーは忌まわしい過去と決別して、新たな人生を歩むことになった。
だが、この先にまだ何が待ち構えているのかも、全くわからないままの状態なのである・・・
そんな彼女の未来を、唯一理解している者がいるとすれば~それはこの " ボルド " だけに他ならない。
・・・つづく。
ナレーション 「・・・闇の黙示録編以降、消息がわかっていなかった " 大物 " のひとりがついに登場です。
あの恐るべき実力の持ち主~マスター・ボルドは、やはり無事に生きていたようでありました ^^;
・・・このまま、この世界はまた一歩ずつ~破滅へと突き進んでいくのでしょうか? (謎)
ボルドが新たに創り出したカラクリ・ドールの " マリー " は、あの1号や2号に匹敵するほど、
いや、それらをも凌駕する能力を有する可能性も低くはありません !? ←超絶した人形ってこと?
さてさてこの先、いったいどうなっていくのでしょうか~さっぱり、わかりません w ←おいおい
ではでは、またここで・・・この時間に~まったりとお会いすることにいたしましょう ♪ 」

※ 解き放たれたマリオネット " マリー " ~もう誰も彼女を束縛し、自由を奪う事などできないのである!
2010年06月15日
甘~いスイーツ
その日は珍しく、 " むらさき " は研究所にも行かずに自宅の一室にていろいろと考え事をしていたのだが、
突如、主任研究員のゾラより緊急の連絡が入り、そうのんびりと時間を過ごす訳にも~いかなくなったのだ!
・・・それは、ある敵対する組織によって " 脅迫状 " ともいえる取引を申し込んできたという内容であった。

※ こ、この女性は!・・・長らく消息が不明のままだったあの " ちょびママ " さんではありませんか !?
その内容というのは、 " そちらの親しいご婦人をあずかっている、引き渡すから封印の研究を全てよこせ "
~的な、幼稚で乱暴なもので~おそらく、むらさきの真の恐ろしさを知らぬ無知な組織であると推測された。
※ ちょびさんは、むらさきの研究所に食事の配達などで出入りが多いため~そう認識されたらしい。
まぁ当然のことながら、一瞬のうちに組織は壊滅したわけで・・・あっさり事件も解決しようとしていた。
むらさき 「・・・わたしに手を出そうだなんて、百億光年は早いというものだよ。」 ←それ距離だって ^^
こと " 封印 " 研究において、世界的に名を轟かせている彼にはこうした無謀な輩の接触も多く、
こういった類の陳腐な現象もそれなりに起き・・・無駄に時間をとられることも~しばしばあったのだ。
むらさき 「ちょっと待たせてしまったね、すまなかった・・・迎えに来たよ " ちょび " さん。」
ちょびママ 「・・・ううう、また捕まってしまったわ。。。」
そこに磔られていたのは、モザイク・グラスのオーナー・・・ " ちょびママ " その人であった。
髪がかなり伸びて、若干印象は変わったが~あのよく誘拐されていたちょびママさんがそこにいたのである。
ちょびママ 「あぁ~ん、怖かったわ・・・でも、きっとむらさきが助けに来てくれるって信じてたの w 」
そういいながら、むらさきの胸へとまっすぐ飛び込んでいくちょびさん。
それをちょっと戸惑いながらも~受け止める " 闇の貴公子 " こと・・・むらさきであった。
むらさき 「・・・さぁ、帰りましょう~貴女のご帰宅をみんなが待っていますよ。」
しっかりと、お姫さま抱っこされて・・・漆黒の翼のむらさきにやさしく抱えられながらその場を後にした・・・。
そして翌日、彼の自宅へとお礼にやってきたちょびさんは、でっかい " カニ " と共に参上したのである。
ちょびママ 「・・・すぐお鍋にするから~いっぱい食べてね、遠慮なんてしちゃダメよ w 」
何人前の量があるのだろうか?・・・どでかい銅のお鍋にいっぱいのご馳走が瞬く間にできあがった。
せっかくの好意なので、それをペロリと食べてみせたむらさき・・・と、その様をじっとみつめてるちょびさん。
むらさき 「ちょびさんがいないと、こうして美味しい食事にありつけなくなりますからね。」
すっかり平らげてしまった頃を見計らって、またもやむらさきにヒシッっと擦り寄り抱きつくのだった。
ちょびママ 「ねぇ、食後に " 甘~いスイーツ " を用意してあるの~お代わりはもちろん自由よ ♪ 」
そういって、むらさきに可愛く唇をつきだしてみせる・・・少し妖艶な顔を伺わせるちょびさんである (謎)
ちょびママ 「う~ん、ほら・・・ここよ、とっても甘いわよ、う~~~んっ w 」
むらさき 「・・・おっと、あの件を緊急で片付けないといけなかったなぁ。」
軽くおでこにチュっと " キス " をして、その場からパッっと消えうせてしまう " 闇の貴公子 " であった。
ちょびママ 「もう!・・・また逃げられちゃったわ。。。いっつも、そうなんだから ^^; 」
実際、むらさきには " 小紅 " という婚約者をはじめ " アイリス " や " ゾラ " など、
多数の女性が彼を取り巻いており、「ライバル」には事欠かない状態であるのだ・・・なんだかなぁ~です。
それでも、逆に闘志を燃やし・・・勝利を夢見てる健気?な " ちょびママ " さんなのでした w
・・・つづく。
ナレーション 「・・・おぉ、毎回のように誘拐されたりして~ひどい目にばかりあっていた初期のメンバー、
あの " ちょびママ " さんもご健在だった事がやっと証明されましたなぁ~ご無事で何よりでございます w
ちょびさんと言えば、誘拐されキャラもさる事ながら~ " しゅろ " & " 偽くれ " に求愛されたりとか (謎)
けっこうロマンスネタも多いのですが、やはり本命は " むらさき " ・・・だったという事でしょうか?
・・・彼が " 魔王 " だった時に~あの洞窟でいったい何があったのかは、未だに謎なのですけどもね ^^;
かなり番外編的な内容でしたが、楽しんでいただければ~これ幸いでありまっす ♪ ←ホントかよ?
ではでは、またここで~この時間に・・・まったりとお会いする事にいたしましょう w 」

※ どうやら、モザイク・グラスも再建されてるようですね~おや、後ろになんだか怪しい人影も w (謎)
突如、主任研究員のゾラより緊急の連絡が入り、そうのんびりと時間を過ごす訳にも~いかなくなったのだ!
・・・それは、ある敵対する組織によって " 脅迫状 " ともいえる取引を申し込んできたという内容であった。

※ こ、この女性は!・・・長らく消息が不明のままだったあの " ちょびママ " さんではありませんか !?
その内容というのは、 " そちらの親しいご婦人をあずかっている、引き渡すから封印の研究を全てよこせ "
~的な、幼稚で乱暴なもので~おそらく、むらさきの真の恐ろしさを知らぬ無知な組織であると推測された。
※ ちょびさんは、むらさきの研究所に食事の配達などで出入りが多いため~そう認識されたらしい。
まぁ当然のことながら、一瞬のうちに組織は壊滅したわけで・・・あっさり事件も解決しようとしていた。
むらさき 「・・・わたしに手を出そうだなんて、百億光年は早いというものだよ。」 ←それ距離だって ^^
こと " 封印 " 研究において、世界的に名を轟かせている彼にはこうした無謀な輩の接触も多く、
こういった類の陳腐な現象もそれなりに起き・・・無駄に時間をとられることも~しばしばあったのだ。
むらさき 「ちょっと待たせてしまったね、すまなかった・・・迎えに来たよ " ちょび " さん。」
ちょびママ 「・・・ううう、また捕まってしまったわ。。。」
そこに磔られていたのは、モザイク・グラスのオーナー・・・ " ちょびママ " その人であった。
髪がかなり伸びて、若干印象は変わったが~あのよく誘拐されていたちょびママさんがそこにいたのである。
ちょびママ 「あぁ~ん、怖かったわ・・・でも、きっとむらさきが助けに来てくれるって信じてたの w 」
そういいながら、むらさきの胸へとまっすぐ飛び込んでいくちょびさん。
それをちょっと戸惑いながらも~受け止める " 闇の貴公子 " こと・・・むらさきであった。
むらさき 「・・・さぁ、帰りましょう~貴女のご帰宅をみんなが待っていますよ。」
しっかりと、お姫さま抱っこされて・・・漆黒の翼のむらさきにやさしく抱えられながらその場を後にした・・・。
そして翌日、彼の自宅へとお礼にやってきたちょびさんは、でっかい " カニ " と共に参上したのである。
ちょびママ 「・・・すぐお鍋にするから~いっぱい食べてね、遠慮なんてしちゃダメよ w 」
何人前の量があるのだろうか?・・・どでかい銅のお鍋にいっぱいのご馳走が瞬く間にできあがった。
せっかくの好意なので、それをペロリと食べてみせたむらさき・・・と、その様をじっとみつめてるちょびさん。
むらさき 「ちょびさんがいないと、こうして美味しい食事にありつけなくなりますからね。」
すっかり平らげてしまった頃を見計らって、またもやむらさきにヒシッっと擦り寄り抱きつくのだった。
ちょびママ 「ねぇ、食後に " 甘~いスイーツ " を用意してあるの~お代わりはもちろん自由よ ♪ 」
そういって、むらさきに可愛く唇をつきだしてみせる・・・少し妖艶な顔を伺わせるちょびさんである (謎)
ちょびママ 「う~ん、ほら・・・ここよ、とっても甘いわよ、う~~~んっ w 」
むらさき 「・・・おっと、あの件を緊急で片付けないといけなかったなぁ。」
軽くおでこにチュっと " キス " をして、その場からパッっと消えうせてしまう " 闇の貴公子 " であった。
ちょびママ 「もう!・・・また逃げられちゃったわ。。。いっつも、そうなんだから ^^; 」
実際、むらさきには " 小紅 " という婚約者をはじめ " アイリス " や " ゾラ " など、
多数の女性が彼を取り巻いており、「ライバル」には事欠かない状態であるのだ・・・なんだかなぁ~です。
それでも、逆に闘志を燃やし・・・勝利を夢見てる健気?な " ちょびママ " さんなのでした w
・・・つづく。
ナレーション 「・・・おぉ、毎回のように誘拐されたりして~ひどい目にばかりあっていた初期のメンバー、
あの " ちょびママ " さんもご健在だった事がやっと証明されましたなぁ~ご無事で何よりでございます w
ちょびさんと言えば、誘拐されキャラもさる事ながら~ " しゅろ " & " 偽くれ " に求愛されたりとか (謎)
けっこうロマンスネタも多いのですが、やはり本命は " むらさき " ・・・だったという事でしょうか?
・・・彼が " 魔王 " だった時に~あの洞窟でいったい何があったのかは、未だに謎なのですけどもね ^^;
かなり番外編的な内容でしたが、楽しんでいただければ~これ幸いでありまっす ♪ ←ホントかよ?
ではでは、またここで~この時間に・・・まったりとお会いする事にいたしましょう w 」

※ どうやら、モザイク・グラスも再建されてるようですね~おや、後ろになんだか怪しい人影も w (謎)
2010年06月27日
小紅の封印
先ほど、くれないより「伯爵からのギフト」を受け取った小紅は~その足で、ある場所に向かったのである。
そこは、 " 伯爵 " と会うために用意された秘密の塔の一角で・・・地図はさっきもらった武器に隠されており、
その現場へは、伯爵が小紅へ派遣している使い魔の黒フクロウが運んできてくれたという訳なのであった。

※ 伯爵が鋭い眼光を発し~小紅にかけられていた封印を解くと、そこには以前の " 小紅 " の姿が・・・!
黒いフクロウに案内されてきたのは、厳重な結界が張られた古城の片隅にある朽ち欠けた塔であった。
小紅が姿をみせると・・・空間がゆがみ、その蜃気楼の向こう側から伯爵がすーっと現れたのである。
小紅 「ご無沙汰しております・・・伯爵さま。」
伯爵 「・・・うむ、・・・そなたも、・・・息災そうだな、・・・小紅よ。」
小紅 「・・・先ほど、くれないくんからコレいただきました。。。どうも、ありがとうございます。」
伯爵 「・・・そなたなら、・・・それを、・・・使いこなすことも、・・・また可能であろう。
・・・だが、・・・今日、・・・ここへ呼んだのは、・・・それのことではないのだ、・・・例のあれについてな。。。」
小紅 「ん、あれ・・・と申しますと?」
・・・この伯爵の用件については、いまの小紅に思い当たる節はなく、まったく検討もつかない様子であった。
伯爵 「・・・いよいよ、・・・その時期が、・・・来たようだ、・・・そなたの、・・・封印を解くと致そう。」
そういうと伯爵は、小紅の返事を聞くこともなく~一気に己が力を増幅させて、
彼女自身が自らその身にかけていたある " 封印 " を閃光とともに解き放ったのである!
小紅 「・・・っくぅ~!! ! 」
短い苦悶の声をあげた小紅だったが・・・その姿は、封印屋エリンから最近の小紅の姿に、
そして、さらに~本来あるべき姿である・・・ " 小紅 " へと次々に変化していったのだった !?
伯爵 「・・・先の戦いにより、・・・己の持つ、・・・凄まじい能力を知ったそなたは、・・・悔いてしまい、
・・・戦いが終結したのち、・・・自らの力を封印してしまったのじゃ、・・・して新しい姿を持つことにより、
・・・自分を覆い隠してしまっての、・・・しかしまた時は動いた、・・・自分自身と向き合うのじゃ、・・・小紅。」
小紅 「・・・そうでしたわね、あの時、何もかもが怖くなって。。。自分で自分を封印したんだったわ。」
そんな小紅をみつめる伯爵の紅い瞳は・・・どことなく温かく、そっと彼女を包み込んでいた。
伯爵 「・・・さぁ行くがよい、・・・そして、・・・信じる者たちと、・・・再び立ち上がるのじゃ!」
小紅 「はい、わかりました、それでは伯爵さま・・・またお会いいたしましょうね。」
そう言って笑顔で返事した小紅は、いままで以上に~まばゆく光り輝いていたのだった。
・・・つづく。
ナレーション 「・・・な、な、なんとーっ、最近の小紅は~本来の小紅ではなかったのかーーーっ !?
そう言われてみれば・・・スキンが違うので、似てるけど別人だと言えなくもないんだけども (謎)
なんかよくわかりませんが~初期に登場していた " 小紅 " さんが帰ってきたっちゅーことですかね ^^;
ちょっと今回、説明不足が多いのですが~もう時間がありませんので・・・また次回にでも、
いろいろと補足させていただきたいと思います・・・それでは、お楽しみに ♪ ←おいおい!
ではでは、またここで~この時間に・・・まったりとお会いいたしましょう w 」

※ こうして、並んでみると・・・ほんとによく似ている訳なのでございます。。。やはり同じスキンだから?
そこは、 " 伯爵 " と会うために用意された秘密の塔の一角で・・・地図はさっきもらった武器に隠されており、
その現場へは、伯爵が小紅へ派遣している使い魔の黒フクロウが運んできてくれたという訳なのであった。

※ 伯爵が鋭い眼光を発し~小紅にかけられていた封印を解くと、そこには以前の " 小紅 " の姿が・・・!
黒いフクロウに案内されてきたのは、厳重な結界が張られた古城の片隅にある朽ち欠けた塔であった。
小紅が姿をみせると・・・空間がゆがみ、その蜃気楼の向こう側から伯爵がすーっと現れたのである。
小紅 「ご無沙汰しております・・・伯爵さま。」
伯爵 「・・・うむ、・・・そなたも、・・・息災そうだな、・・・小紅よ。」
小紅 「・・・先ほど、くれないくんからコレいただきました。。。どうも、ありがとうございます。」
伯爵 「・・・そなたなら、・・・それを、・・・使いこなすことも、・・・また可能であろう。
・・・だが、・・・今日、・・・ここへ呼んだのは、・・・それのことではないのだ、・・・例のあれについてな。。。」
小紅 「ん、あれ・・・と申しますと?」
・・・この伯爵の用件については、いまの小紅に思い当たる節はなく、まったく検討もつかない様子であった。
伯爵 「・・・いよいよ、・・・その時期が、・・・来たようだ、・・・そなたの、・・・封印を解くと致そう。」
そういうと伯爵は、小紅の返事を聞くこともなく~一気に己が力を増幅させて、
彼女自身が自らその身にかけていたある " 封印 " を閃光とともに解き放ったのである!
小紅 「・・・っくぅ~!! ! 」
短い苦悶の声をあげた小紅だったが・・・その姿は、封印屋エリンから最近の小紅の姿に、
そして、さらに~本来あるべき姿である・・・ " 小紅 " へと次々に変化していったのだった !?
伯爵 「・・・先の戦いにより、・・・己の持つ、・・・凄まじい能力を知ったそなたは、・・・悔いてしまい、
・・・戦いが終結したのち、・・・自らの力を封印してしまったのじゃ、・・・して新しい姿を持つことにより、
・・・自分を覆い隠してしまっての、・・・しかしまた時は動いた、・・・自分自身と向き合うのじゃ、・・・小紅。」
小紅 「・・・そうでしたわね、あの時、何もかもが怖くなって。。。自分で自分を封印したんだったわ。」
そんな小紅をみつめる伯爵の紅い瞳は・・・どことなく温かく、そっと彼女を包み込んでいた。
伯爵 「・・・さぁ行くがよい、・・・そして、・・・信じる者たちと、・・・再び立ち上がるのじゃ!」
小紅 「はい、わかりました、それでは伯爵さま・・・またお会いいたしましょうね。」
そう言って笑顔で返事した小紅は、いままで以上に~まばゆく光り輝いていたのだった。
・・・つづく。
ナレーション 「・・・な、な、なんとーっ、最近の小紅は~本来の小紅ではなかったのかーーーっ !?
そう言われてみれば・・・スキンが違うので、似てるけど別人だと言えなくもないんだけども (謎)
なんかよくわかりませんが~初期に登場していた " 小紅 " さんが帰ってきたっちゅーことですかね ^^;
ちょっと今回、説明不足が多いのですが~もう時間がありませんので・・・また次回にでも、
いろいろと補足させていただきたいと思います・・・それでは、お楽しみに ♪ ←おいおい!
ではでは、またここで~この時間に・・・まったりとお会いいたしましょう w 」

※ こうして、並んでみると・・・ほんとによく似ている訳なのでございます。。。やはり同じスキンだから?
2010年07月04日
異常事態!
その時 " 小紅 " は、別の捜査であるSIMに潜入していたが~突如、ドラゴンが襲い掛かってきたのだ!
小紅が知る限り、このタイプはかなりおとなしい種族で、滅多に人前に姿をみせる事はなかったはずで、
このように凶暴な牙を剥いて、人を襲ってくることなど・・・およそ考えられない異常な事態であると言えた。

※ ドラゴンは迷うことなく、小紅だけを目がけて真っ直ぐ突進してきた・・・已む無く応戦を始めるのだが!
あまりにも咄嗟の出来事であったので、悠長に " 封印屋エリン " の格好に扮装する余裕などもなく、
ただ無意識に念じて・・・伯爵から授かった例の武器だけは、右手にしっかりと握り締めていたのである。
※ 使い魔である黒いフクロウは、別件で他の捜査に向かわせていたので・・・いまは不在だった。
ある意味、使い魔であるフクロウよりもずっと頼もしい封印を施した武器があったので、
空中浮遊もそれなりに可能であったし、最初の一撃をかわしてからは小紅ももう落ち着いて行動ができた。
小紅 (・・・あきらかに、あたしを狙って襲ってきたわ!・・・まるで何者かに操られているみたいだし。)
その後も何度かの攻撃をかわしつつ、徐々に間合いを詰めて接近してく小紅である。
既にこのドラゴンの襲撃パターン読み切った後なので、さほど苦労はなく・・・いっきに相手に詰め寄った。
・・・そして、ドラゴンの額部分に、まるで文字を書くように封印を打ち込むのであった!
すると、攻撃的だった赤い眼から~穏やかな青い眼へとゆっくり変化して、おとなしくなっていったドラゴン。
どうやら小紅の封印のおかげで、本来である元のやさしいドラゴンへと戻れたようである。
事態を悟ったのであろう、ドラゴンはこれがそのお礼と言わんばかりに、
己の上に小紅を乗せて・・・人目もはばからずに、SIM中を颯爽と飛んでみせるのであった。
小紅 「・・・うふふ、いいのよ…わかってくれたんならそれで w ・・・だから、それじゃ危ないってば ♪ 」
喜びのあまり、音速を超えて飛行されては、乗ってるだけの小紅もたまったものではなかったが、
ドラゴンの感謝する気持ちは充分に伝わってきてたので、それはそれでうれしく思えた。
名残惜しそうにするドラゴンに別れを告げて、自分の捜査に戻ることにした小紅だったが・・・
彼女が自らの封印を解いたことをもう察知してか、早速ちょっかいをかけてきたと考えられた事件と言えた。
小紅 「今度の戦いは・・・人間界も魔界もすべて巻き込んだ恐ろしいものになるかもしれないわね。」
あながち、この考えは間違ってはなかった・・・次の相手は、マダムたちとは違い、
より純粋な " 悪 " の存在であるあの暗黒破壊王の " ドリアン・モントーン " なのだから。。。
・・・つづく。

※ なるほど・・・小紅が自分の封印を解くとこにより~物語はまた先へと進んだということですなぁ (謎)
小紅が知る限り、このタイプはかなりおとなしい種族で、滅多に人前に姿をみせる事はなかったはずで、
このように凶暴な牙を剥いて、人を襲ってくることなど・・・およそ考えられない異常な事態であると言えた。

※ ドラゴンは迷うことなく、小紅だけを目がけて真っ直ぐ突進してきた・・・已む無く応戦を始めるのだが!
あまりにも咄嗟の出来事であったので、悠長に " 封印屋エリン " の格好に扮装する余裕などもなく、
ただ無意識に念じて・・・伯爵から授かった例の武器だけは、右手にしっかりと握り締めていたのである。
※ 使い魔である黒いフクロウは、別件で他の捜査に向かわせていたので・・・いまは不在だった。
ある意味、使い魔であるフクロウよりもずっと頼もしい封印を施した武器があったので、
空中浮遊もそれなりに可能であったし、最初の一撃をかわしてからは小紅ももう落ち着いて行動ができた。
小紅 (・・・あきらかに、あたしを狙って襲ってきたわ!・・・まるで何者かに操られているみたいだし。)
その後も何度かの攻撃をかわしつつ、徐々に間合いを詰めて接近してく小紅である。
既にこのドラゴンの襲撃パターン読み切った後なので、さほど苦労はなく・・・いっきに相手に詰め寄った。
・・・そして、ドラゴンの額部分に、まるで文字を書くように封印を打ち込むのであった!
すると、攻撃的だった赤い眼から~穏やかな青い眼へとゆっくり変化して、おとなしくなっていったドラゴン。
どうやら小紅の封印のおかげで、本来である元のやさしいドラゴンへと戻れたようである。
事態を悟ったのであろう、ドラゴンはこれがそのお礼と言わんばかりに、
己の上に小紅を乗せて・・・人目もはばからずに、SIM中を颯爽と飛んでみせるのであった。
小紅 「・・・うふふ、いいのよ…わかってくれたんならそれで w ・・・だから、それじゃ危ないってば ♪ 」
喜びのあまり、音速を超えて飛行されては、乗ってるだけの小紅もたまったものではなかったが、
ドラゴンの感謝する気持ちは充分に伝わってきてたので、それはそれでうれしく思えた。
名残惜しそうにするドラゴンに別れを告げて、自分の捜査に戻ることにした小紅だったが・・・
彼女が自らの封印を解いたことをもう察知してか、早速ちょっかいをかけてきたと考えられた事件と言えた。
小紅 「今度の戦いは・・・人間界も魔界もすべて巻き込んだ恐ろしいものになるかもしれないわね。」
あながち、この考えは間違ってはなかった・・・次の相手は、マダムたちとは違い、
より純粋な " 悪 " の存在であるあの暗黒破壊王の " ドリアン・モントーン " なのだから。。。
・・・つづく。

※ なるほど・・・小紅が自分の封印を解くとこにより~物語はまた先へと進んだということですなぁ (謎)